Strategic Workforce Planningには、アプリケーション内の値を計算するためのビジネス・ルールが用意されています。
アプリケーション内のすべてのルールを表示するには、ホームページで「ルール」をクリックします。
フォーム内からルールを実行するには、「アクション」をクリックしてからルールをクリックするか、データ・セル内で右クリックします。使用可能なルールは、コンテキストによって異なります。
Strategic Workforce Planningのルールについて:
需要の計算 - 需要ドライバ情報を入力した後でこのルールを実行して、需要FTEに対する影響を確認します。
供給の計算 - 供給ドライバ情報を入力した後でこのルールを実行して、供給FTEに対する影響を確認します。
デフォルトのFix Parallelディメンションは「エンティティ」であり、これは大量のデータを「エンティティ」ディメンションにロードする場合に理想的です。ただし、大量のデータを別のディメンションにロードする場合、FIXPARALLEL文を変更してかわりにこのディメンションに適用することで、パフォーマンスを向上できます。OEP_WFPキューブのOWP_FIXPARALLEL_Tという名前のCalculation ManagerテンプレートでFIXPARALLEL文を更新します。Strategic Workforce Planningのルールにおけるパフォーマンスの考慮事項を参照してください。
従業員およびジョブの大きなセット間でこれらのルールを実行するとき、ユーザー・アクティビティに対する影響を回避するために、システムの負荷が高いときはルールを実行せず、またこのルールの複数のインスタンスを同時に実行しないことをお薦めします。
ロードされた戦略要員データの処理 - このルールは、Strategic Workforce Planningの人数予測を計算するためにHCMから新規データをインポートした後に実行します。このルール・セットを実行すると、処理月に異なる値をロードしていないかぎり、すべての従業員について人数が1、一部支払係数が100%に設定されます。このルールは、プランニング年範囲の必要な期間にデータをコピーします。
ベスト・プラクティスに関する推奨事項:
「ロードされた戦略要員データの処理」と要員モジュールの「ロードされたデータの処理」ルールを同時に実行しないでください。
「エンティティ合計」の下で親エンティティを選択することで、一度に複数のエンティティに対してルール「ロードされた戦略要員データの処理」および要員モジュールの「ロードされたデータの処理」を実行できます。パフォーマンス上の理由から、1回のパスですべてのエンティティのルールを実行するかわりに、「エンティティ合計」で別の子を選択してルールの複数インスタンスを実行することをお薦めします。