ドキュメント・リポジトリ・ユーザーへのアクセス権の付与

22.07の更新より前は、Oracle Enterprise Performance Management CloudWORLD事前シード済グループを使用して、レポートやフォルダなどのエクスプローラ・リポジトリ・アーティファクトへのアクセス権を付与していました。この更新により、Oracleでは様々なレポートを使用して権限への変更を識別できます。

この変更の結果、WORLDグループはエクスプローラ・リポジトリにリストされなくなりました。22.07の更新より前にWORLDグループを使用していた場合、次のステップを完了してリポジトリ・アーティファクトへのアクセスを確認する必要があります:

  • すべてのEPM Cloudユーザーをメンバーとして、アクセス制御でグループを作成します。
  • エクスプローラ・リポジトリで、そのグループにアクセス権を付与します。

アクセス制御でのグループの作成

アクセス制御でネストされたグループを作成し、すべてのユーザーがエクスプローラ・リポジトリ・アーティファクトへのアクセスに必要な権限を継承するようにします。

アクセス制御でグループを作成するには:

  1. サービス管理者としてEPM Cloud環境にアクセスします。
  2. ネストされたグループを作成します。Oracle Enterprise Performance Management Cloudアクセス制御の管理グループの作成を参照してください。

    すべてのユーザーが必要なエクスプローラ・リポジトリ権限を継承することを確認するには、次のグループをグループ・メンバーとして割り当てます:

    • サービス管理者
    • パワー・ユーザー
    • ユーザー
    • 参照者

    アクセス制御の「グループの作成」画面

エクスプローラ・リポジトリへのアクセス権の付与

前の項で作成したグループを使用して、エクスプローラ・リポジトリのアクセス権を割り当てます。これらのアクセス権は、EPM Cloudの22.07の更新より前にWORLDに付与した権限と一致する必要があります。

権限を付与するには:

  1. エクスプローラ・リポジトリで、「ルート」を展開します。
  2. フォルダを右クリックし、「子に権限を適用」を選択します。
  3. 「選択したフォルダの子に権限を適用」で、「グループ」「リストの更新」の順に選択します。
  4. 作成したアクセス制御グループを選択し、選択した「ユーザー」、「グループ」および「役割」列に移動します。
  5. ファイルおよびフォルダに割り当てるアクセス権を選択します。
    • 「フォルダへのアクセス」の下の現在のアクセス権(継承)をリストするセルをクリックし、付与するアクセス権を選択します。
    • 「ファイルへのアクセス」の下の現在のアクセス権(継承)をリストするセルをクリックし、付与するアクセス権を選択します。

    「選択したフォルダの子に権限を適用」ダイアログ・ボックス

  6. 「現在の権限の上書き」が選択されていることを確認します。
  7. 「OK」をクリックします。