レポートへのセル・ドキュメントの添付について

データ・ソースで添付されたセル・ドキュメントにレポートでアクセスできます。添付されたドキュメントは、PDFまたはスナップショット・レポートの最後にハイパーリンクとして表示されます。セルにドリルすると、HTMLクライアントでドキュメントにアクセスされます。また、ListofCellDocumentsテキスト関数を選択し、添付されたセル・ドキュメントに関する情報がリストされているレポートのテキスト・オブジェクトまたはテキスト・セルに脚注を挿入できます。すべてのセル・ドキュメントには、ドキュメントが添付されるデータ・セルに関連付けられた視点が含まれます。

データ・セルには、複数のセル・ドキュメントを含めることができます。データ・ソースのセル・ドキュメントがデータ・セルに含まれる場合、指定されたセルのPOVに基づいて、設計者はそれらのドキュメントを抽出できます。セル・ドキュメントは、ブックやスナップショット・ブックに含まれるレポートに添付できます。

セル・ドキュメントを添付するには:

  1. グリッドでデータ型のセルを選択します。
  2. 「セルのプロパティ」で、「セル・ドキュメントの取得」を選択します。

    取得のパフォーマンスを最適化するために、レポートに含める添付を含むセルについてのみ「セル・ドキュメントの取得」を選択してください。選択したセルにセル・ドキュメントが添付されている場合は、印刷するときにレポートに添付されます。

レポートにセル・ドキュメントを添付する場合、次の点を考慮します:

  • サポートされている正しいファイル拡張子を使用します。

  • 破損しているファイルまたはADMプロバイダに不適切にアップロードされたファイルは印刷されません。

  • 印刷用に登録されていない拡張子のファイルは、印刷されません。

  • Financial Reporting Web Studioでは、マクロを含むか、ユーザー入力が必要なUIコンポーネントをトリガーするMicrosoftファイルはサポートされていません。ユーザー入力が必要なダイアログの起動を含むファイルが開くと、マクロを含む一部のMicrosoftファイルで操作が実行されます。ダイアログを表示するファイルまたはユーザー入力が必要なUIコンポーネントは印刷できない場合があります。

    これによって、PDFの生成プロセスの完了が妨げられる場合もあります。サーバーの管理者は、タスク・マネージャを使用してアプリケーションを停止し、印刷アクティビティを再開する必要があります。アプリケーションはSYSTEMアカウントで起動されるので、ログイン・アカウントでプロセスが開始された場合、アプリケーションが表示されない場合があります。