自動計算の追加

データ行やデータ列の自動計算を定義するには:

  1. グリッドで、複数のメンバーを含む行また列の見出しセルを選択します。

  2. 「見出し行のプロパティ」または「見出し列のプロパティ」で、「自動計算」を選択してから「設定」ボタンをクリックします。

  3. 「計算」で、関数を選択するか、「計算なし」を選択して自動計算のフォーマットのみを含めます。

  4. オプション: 「見出し」で、次のことを行って、見出しを計算またはグループの行や列に追加します。

    • 「グループ見出し」を選択し、行または列を説明するカスタム見出しを入力します。

    • 「自動計算の見出し」で、計算の行または列のカスタム見出しを入力します。

    見出しに式を挿入するには、「関数」アイコンをクリックします。テキスト関数を使用した情報の表示を参照してください。

    次の点に注意してください。

    • MemberName関数を使用する場合は、行、列またはページのパラメータを"current"に設定する必要があります。

    • 周囲のデータが抑制になっている場合は、ヘッダーが抑制されます。

    • 複数のヘッダーでの繰返しを抑制するには、「グリッドのプロパティ」「全般」「繰返しの抑制」の順に選択します。

  5. オプション: 「空白行の挿入 / 空白列の挿入」で、空白行や空白列を計算行、計算列およびグループ見出しの前後に挿入するオプションを選択します。

  6. 「行の高さ」または「列の幅」を選択します。

  7. 自動計算の行内で改ページを使用できるようにするには、「改ページの挿入の許可」を選択します。

    このオプションが選択されていない場合、見出しのセルと行はまとめて表示されます。行が長すぎてページに入らない場合、見出しのセルと行は次のページに移動します。自動計算行が1ページより長い場合は、デフォルトで「改ページの挿入」オプションが選択されます。

  8. 計算行の後ろで改ページを使用できるようにするには、「自動計算の後に改ページを許可」を選択します。

  9. 「OK」をクリックします。

  10. グリッドを選択します。「グリッドのプロパティ」で、「位置」を展開し、「自動計算の位置」「メンバーの前」または「メンバーの後」を選択して、自動計算の行や列を拡張された行メンバーまたは列メンバーの前か後のどちらに挿入するかを定義します。

図-3 自動計算を適用したレポートの例


自動計算を適用したレポートの例