式での算術演算子の使用

演算子は、演算タスクや比較を実行するための記号です。また、列、行、セルなどの範囲を参照する場合もあります。データ行やデータ列で計算を実行する式に演算子を使用します。

表-9 標準的な式の演算子

タイプ 演算子 説明

算術

+

加算

行4と行5の値を加算します。

[4] + [5]

演算子(+)の後ろにはスペースが必要です。

  • 誤: 5+4

  • 正: 5+ 4

  • 正: 5+ -4

算術

-

減算

行4の値から3を減算します。

[4]- 3.

演算子(-)の後ろにはスペースが必要です。

  • 誤: 5-4

  • 正: 5 - 4

  • 正: 5 - -4

算術

*

乗算

行4の絶対値を150で乗算します。

Abs([4])* 150

算術

/

除算

行4の値を行5の値で除算します。

[4] / [5]

算術

%

パーセンテージ

行4の値を加算してそれに10を乗算します。

row[4].Sum*10%

算術

^

指数

行4の値を6乗します。

[4]^6

算術

小数点

10進数

行4の値を5.67で乗算します。

[4] * 5.67

参照

[]

グリッド内の行、列またはセルを指定します。行には番号、列には文字を使用します。

行4と行12の値を加算します。

Sum ([4],[12])

単項マイナス

-

値の符号を逆転します

列4の値を12で除算した結果の符号を変更します。

([4] / 12)

ヒント:

Eval関数を使用すると、関数パラメータの一部として算術演算を実行できます。Evalを参照してください。

ヒント:

式に複数の演算子がある場合、通常の優先順位に従って演算が実行されます。計算の順序を参照してください。