ReportFolder

ReportFolderは、レポートが保存されているフォルダへのパスを戻すテキスト関数です。この関数は、テキスト・ボックス、テキスト・セル、行見出し、列見出しで使用します。

構文:

  <<Reportfolder()>>

例:

レポートが保存されているフォルダのパスを挿入します。

<<Reportfolder( )>>

ReportFolderを使用する際の考慮事項:

  • レポートは、ルート・フォルダ以外のフォルダに配置する必要があります。ルート・フォルダはレポート・フォルダとみなされないので、空の文字列が戻されます。

  • 正しい文字列を戻すには、レポートをフォルダに保存する必要があります。保存されていないレポートに対しては、空の文字列が戻されます。

  • ReportFolder関数を含むレポートを開いた場合は、新規フォルダに保存します。印刷プレビューを使用してレポートをプレビューすると、フォルダの元の場所が表示されます。これは、パフォーマンス上の理由によるものです。レポートを再評価するには、グリッドまたはレポート・オブジェクトを変更してから印刷プレビューを実行すると新しいフォルダの場所が表示されます。