Round
は、指定された桁数で数値を切り上げまたは切り下げる算術関数です。
構文:
Round (arg1,integer)
ここで、arg1
は次の1つまたは複数の値です。
引数 | 説明 |
---|---|
数値 |
数値。たとえば、 数値には、小数と負数も使用できます。数値引数を参照してください。 |
行、列またはセルの参照 |
グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。 参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文は、 |
関数 |
埋込み関数。 算術関数を参照してください。 |
Integer
は、数値を丸める桁数を指定します。
integer
がゼロより大きい場合、小数点以下の指定した桁数に丸められます。
integer
がゼロの場合は、最も近い整数に丸められます。
integer
がゼロより小さい場合は、小数点より左側の桁数に丸められます。
例:
小数点以下3桁に丸めます。
Round(3594.5567,3)=3594.557
最も近い整数に丸めます。
Round(3594.5567,0)=3595
千単位に丸めます(スケーリングとも呼ばれます):
Round(3594.5567,-3)=4000