行、列またはセルの引数の構文は次のとおりです。
FunctionName(GridName.GridElement[segment(range)].Property)
表-7 引数のコンポーネント
引数 | 説明 |
---|---|
GridName |
(オプション)グリッドの名前。 たとえば、
|
GridElement |
(オプション)キーワード たとえば、 行および列のセグメントIDを指定する必要があります。たとえば、 キーワード
|
segment |
(必須)グリッド内の行、列またはセルの参照番号。展開される行また列に対しては、セグメントを指定する必要があります。たとえば、 |
range |
(オプション)指定されたセグメントから展開される行、列またはセル。
注: セグメントが1行または1列のみの場合は、 |
property |
(オプション)キーワード 参照が引数の場合にはプロパティを指定しないでください。プロパティを指定しないと、関数による参照の計算が最適な方法で実行されます。たとえば、次の式は、行1と行 2にあるセルの平均を戻します。
一方、次の式は、最初に
関数の引数として使用されていない行、列またはセル参照のデフォルトのプロパティは、
|
segment
のみが参照の必須コンポーネントなので、次の参照は同じになります。
Grid1.row[1].sum
[1]
AverageA
とCountA
の計算には、#missing
および#error
のセルも含まれます。たとえば、行1が、Qtr1 = 100、Qtr2 = 200、Qtr3 = #missing、Qtr4 = 400と展開するセグメント行の場合、次の関数は4という結果を戻します。
row[1].CountA
これ以外のすべての関数は、#missing
データまたは#error
セルを計算から除外します。たとえば、前述のQtr1 = 100、Qtr2 = 200、Qtr3 = #missing、Qtr4 = 400と展開する行1で、次の例は3という結果を戻します。
row[1].Count