2 アクセス制御による詳細な役割の管理

アクセス制御では、ビジネス・プロセス・レベルで役割を割り当てることで、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementユーザーのアクセス権をアプリケーション役割を超えて拡張できます。これらのビジネス・プロセス・レベルの役割を、詳細な役割と呼びます。

サービス管理者、または「アクセス制御 - 管理」の詳細な役割を持つユーザーは、詳細な役割とデータ権限をユーザーと、アクセス制御で作成および管理されるグループに割り当てることができます。

たとえば、デフォルトでは、サービス管理者およびパワー・ユーザーのみがデータ統合にアクセスできます。「ユーザー」または「参照者」アプリケーション役割を持つユーザーが統合プロセスに参加できるように、サービス管理者は、「データ統合 - 作成」の詳細な役割をそれらのユーザーに割り当てることができます。

Note:

詳細な役割は、ユーザーのアクセス権を拡張することしかできません。アプリケーション役割によって付与された権限を、取り消したり制限することはありません。アプリケーション役割についてさらに学習するには、管理者用スタート・ガイドのアプリケーション役割の理解を参照してください。

Note:

オンプレミス環境からCloud EPMにビジネス・プロセスを移行する場合は、移行の管理のCloud EPMへの移行のための役割マッピングを参照してください。

詳細な役割を割り当てるためのベスト・プラクティス

ベスト・プラクティスとして、必要な追加権限を提供するのに必要な最下位レベルの詳細な役割を割り当てます。ユーザーに、アプリケーション役割によって提供される以上の機能が必要な場合にのみ、詳細な役割を付与します。

例:

  • 「策定者」の詳細な役割を、照合の準備をする必要がある参照者に割り当てます
  • 「レポート - 管理」詳細な役割を、レポートの設計は行うが、より広範なビジネス・プロセス機能を必要としない参照者に割り当てます
  • 「アラート・タイプ - 管理」詳細な役割を、アラート定義を管理する必要がある「」に割り当てます。

Note:

権限の付与は追加のみです。つまり、ユーザーのアプリケーション役割に含まれる権限に追加できますが、そのアプリケーション役割に自動的に付与された権限は削除できません。