予測による予測精度の向上

履歴データがある場合、予測プランニングを使用してデータ・ドリブンの予測についてのインサイトが得られ、これは予測精度の向上につながります。

予測プランニングを実行すると、残りの予測期間またはローリング予測期間について将来の値が予測されるため、予測コミットメントの設定で推測する必要がなくなります。予測を実行する場合、フォーム上の各メンバーの履歴データが取得され、時系列予測手法を使用して分析されて、これらのメンバーの将来のパフォーマンスが予測されます。履歴データの年数が多いほど、予測の精度が向上します。

予測の結果をコピーしてシナリオに貼付けできます。たとえば、予測のベスト・ケースを選んで予測作業シナリオの将来の期間に貼付けできます。

1. ホームページで「詳細売上予測」をクリックし、「汎用」をクリックして、それから「売上予測」をクリックしてテリトリまたはリソース・レベルで予測を作成するか、または「顧客製品別の予測」をクリックして顧客または製品ごとに(管理者がこれらのディメンションを有効にしていて詳細レベルでデータをロードしている場合)より細かい粒度レベルで予測を作成します。

2. 「アクション」メニューから「予測プランニング」を選択します。

   予測が実行され、結果領域がフォームの下に開き、予測に関するチャートと詳細情報が表示されます。

   結果を使用して、予測値を各メンバーの値、およびワースト・ケースとベスト・ケースのシナリオの値と比較します。

   予測領域での使用方法は、過去のパフォーマンスに基づく将来値の予測を参照してください。

   チャートの表示を変更し、予測の履歴および将来の日付範囲を変更することもできます。チャートのカスタマイズを参照してください。

3. 予測の実行後に、POVでシナリオを変更して予測結果を確認できます。「シナリオ」で「What-If」をクリックし、それから「保守的」、「ベスト・ケース」または「ワースト・ケース」をクリックします。
4. 必要に応じて、1つの予測シナリオの結果を予測シナリオの1つに貼り付けることができます。「予測」領域で、「貼付け」をクリックしてから「貼付け」オプションを選択し、それから「貼付け」を選択して「保存」をクリックします。「貼付け」オプション:
   • 結果 - コピーする予測値と、それらを貼り付けるシナリオ。
   • 予測範囲 - 貼り付ける値の範囲(予測範囲全体、または指定した期間数)。
   • メンバー - 現在選択されているメンバーのみと、フォーム上のすべてのメンバーのどちらに対して値を貼り付けるか。
   たとえば、予測のベスト・ケース値をコピーして予測のベスト・ケース・シナリオに貼付けできます。

「予測サマリー」フォームが、各シナリオの予測結果により更新されます。