目標プランニング機能の有効化

プランニングを開始する前に、目標プランニングの機能を有効化する必要があります。

選択内容に基づいて、ディメンション、フォームおよびメジャーが作成されます。

注:

  • 初めて機能を有効化するときに、すべてのオプションおよびカスタム・ディメンションを定義します。これにより目標プランニング・ビジネス・モデルが作成されます。追加ディメンションは後で追加できないので、ビジネスに必要なディメンションは慎重に検討してください。後でディメンション・エディタを使用してレポート(属性)ディメンションを追加できます。

  • 機能を後から無効化することはできません。

  1. ホームページで「アプリケーション」「アプリケーション」アイコンをクリックし、「構成」「構成」アイコンをクリックします。
  2. 「構成」リストから、「目標プランニング」を選択します。
  3. 「構成」ページで、「機能を使用可能にする」をクリックします。
  4. 有効化する機能を選択してから、「有効化」をクリックします。

    機能は後で追加して有効化できるため、プランナが現在必要とする機能のみを有効化することをお薦めします。

表4-1 目標プランニング機能の有効化

有効化 説明
プランニング・モデル

テリトリまたはリソース別に目標プランニングを有効化して、カスタム・ディメンションを追加します。

目標プランニング用の階層のタイプを選択します。テリトリ別またはリソース別にプランニングできます。テリトリまたはリソースの各階層の最下位レベルは、通常は営業担当者にマップされますが、テリトリまたはリソースは販売組織階層に基づいて作成できます。

必要に応じて、次の一般に使用される追加のディメンションを有効化します。

  • アカウント(顧客)
  • 製品(大まかな製品ファミリ)
  • 地理(テリトリの属性として構成されるレポート・ディメンション)

これらのコア・カスタム・ディメンションには、事前定義済の機能およびアーティファクトが関連付けられています。

初めて目標プランニングを有効化するときに、カスタム・ディメンションを追加する必要があります。

「マップ/名前変更」ディメンションで、追加のカスタム・ディメンションを追加できます。

単位

「金額」(通貨など)別にプランニングするのか、「単位」(数量など)別にプランニングするのかを選択します。

主要な機能

ターゲット目標を設定、分析および最適化するための追加機能を有効にします。

  • オーバーレイ・ターゲット - スペシャリスト・チームの目標プランニングを実行する場合に使用します。このようなチームには多くの場合、達成が必要な別のターゲット目標があります。
  • 季節性 - デフォルトでは、目標ターゲットは過去のトレンドまたはデータに基づいて分散されます。季節性は、ビジネスの季節性に従って年間の割当て合計を月ごとに調整する場合に使用します。
  • パディング - ターゲットを設定した後、ターゲットをパーセンテージ単位で増減させ、グローバルな調整を行う場合はパディングを使用します。
  • What Ifシナリオ - ワースト・ケース、ベスト・ケースおよび控えめなシナリオを評価する場合に使用します。
プランニング・メソドロジ

有効にする目標プランニングのタイプを選択します。

  • トップ・ダウン - 階層の最上位レベルから下位の各レベルへ、ディメンション階層全体でターゲット目標を割り当てます。この方法は、集中型のターゲット設定を行う場合に使用します。
  • ウォーターフォール - 階層の最上位レベルからディメンション階層の下位の各レベルへと順にターゲット目標を割り当てます。階層の各レベルで、ターゲット目標を次の下位レベルにプッシュする前に確認し、調整を行います。この方法は、地域や部門の営業リーダーの意見を取り入れた分散型のターゲット設定を行う場合に使用します。
  • ボトム・アップ - トップダウン・プランニングに加えて実行する協調的手法です。トップダウンの割当てが完了したら、最下位レベルから始めて階層の各レベルでターゲット目標を確認し、目標に対するコミットメントを入力して、それを階層の次の上位レベルにプッシュします。
予測プランニング

過去の収益に基づいて将来のターゲット目標値を予測する機能を有効にします。

テリトリ別または製品別の履歴収益データがある場合、そのデータに対して統計分析を実行し、将来の結果を予測できます。

ディメンションのマップ/名前変更
  • アプリケーションにカスタム・ディメンションを追加します。最大3個の追加カスタム・ディメンションを有効にできます。デフォルト名は「Auxiliary 1」、「Auxiliary 2」および「Auxiliary 3」ですが、必要に応じて「販売チャネル」など、ビジネスの要件に必要な任意の名前に変更できます。

  • カスタム・ディメンションを既存のディメンションにマップします。

  • 基本ディメンションの名前を変更します。

最初に機能を有効にする際に、カスタム・ディメンションのマップ、名前変更、および有効化を行う必要があります。

メジャーやテリトリまたはリソースのディメンション名は変更できません。

ディメンション、フォーム、メジャーなど、目標プランニングのアーティファクトが移入されます。

ビデオ

目的 視聴するビデオ

目標プランニングの機能の有効化について学習します。

ビデオ画像(png) 目標プランニング・アプリケーションの作成および有効化

チュートリアル

チュートリアルには、トピックの学習に役立つ一連のビデオやドキュメントを使用した手順が用意されています。

目的 方法の学習
Sales Planning目標プランニングを有効化および構成する方法について確認します。変数の設定、実績データと予測データの準備、および構成の検証を行う方法を学習します。

ビデオ画像(png) Oracle Sales Planning Cloudでの目標プランニングの作成および構成 - チュートリアル