Excelの文字およびその他の機能の制限については、Microsoftのドキュメントとサポート・サイトを参照してください。
関数を手動で作成するには:
例17-1 構文のガイドライン
個々の関数の構文は、関数の説明を参照してください。
共有接続で操作するには、Workspace関数を指定するWSFN識別子と接続文字列を関数に追加する必要があります。フォーマット:
"WSFN|ProviderType|Server|Application|Database","POV"
たとえば、Oracle Essbaseデータ・ソースへの共有接続に対するHsGetValue関数では、次のようなWSFN識別子および接続文字列が関数に追加されます:
=HsGetValue("WSFN|Essbase|myserver|Sample|Basic","Market#South")
ProviderType
では、次の大/小文字を区別する文字列のいずれかを使用します:
Essbase
(Essbaseオンプレミスの場合のみ。Oracle Essbaseクラウドにはプライベート接続構文が必要です)
HFM
(Oracle Hyperion Financial Management)
HP
(Oracle Hyperion Planning、Planning、Planningモジュール、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting)
Financial Managementの場合、Database
パラメータは、省略するか、Application
パラメータと同じにすることができます。一貫性を保つため、Database
パラメータにアプリケーション名を入力することをお薦めします。
URL接続で操作するには、URL関数を指定するURLFN識別子と接続文字列を関数に追加する必要があります。フォーマット:
URLFN|URL|Server|Application|Database
たとえば、Planningビジネス・プロセスへの接続にURLを使用するHsGetValue関数の構文は次のようになります:
HsGetValue("URLFN|URL|Server|Application|Database","POV")
上に記載されているように、接続の確立に必要なすべての情報がトークンの一部になっています。トークンに無効な情報が含まれている場合は、Serverトークンの次の例外を除き、通常は#NoConnection
エラーが表示されます:
プライベート接続パラメータには次の値を設定できます:
空: デフォルト接続
HsActive: 関連するアクティブな接続
プライベート接続のユーザー定義名
プライベート接続を指定する場合は、POVの前に置く必要があります。
POVは、dimension#memberのペアから構成されます。例:
Entity#Connecticut
親子関係はピリオド(.
)で指定します。例:
Entity#UnitedStates.Maine
接続と各POV dimension#memberのペアは別々の関数パラメータに分割できます。各パラメータは引用符("
)で囲み、カンマ(,
)で区切ります。例:
"My_connection","Entity#UnitedStates","Account#Sales"
または、POV全体を引用符("
)で囲み、各dimension#memberペアをセミコロン(;
)で区切って、接続をカンマ(,
)でPOVから分離できます。例:
"My_connection","Entity#UnitedStates;Account#Sales"
関数ではディメンション名とその別名を混在させないでください。ただし、メンバーについては、メンバー名または選択した別名表からの別名を使用できます。