文書作成フェーズ・プロセスについて

レポート・パッケージは、ドックレットというサブコンポーネントで構成されています。ドックレット、リファレンス・ドックレットおよびサプリメンタル・ドックレットの3つのドックレット・タイプがあります。レポート・パッケージの所有者は、レポート・パッケージ内のすべてのタイプのドックレットごとに文書作成者および承認者を割り当てます。文書作成者および承認者は、ドックレットのコンテンツを提供および承認します。

文書作成フェーズは次のプロセスに従います。

  1. レポート・パッケージの所有者が、Narrative Reporting Webインタフェースのオーサリング・フェーズを開始します。

  2. 作業の開始を促す通知メッセージが文書作成者に送信されます。

  3. Oracle Smart View for Officeで、文書作成者を開き、任意のタイプのOfficeベースのドックレットをチェックアウトします。コンテンツの指定、参照ファイルへのコンテンツの追加、リファレンス・ドックレット、レポートおよび参照ファイルからの使用可能コンテンツの埋込みを行い、ドックレットをチェックインして戻します。

    文書作成者は、Webインタフェースを使用して、Office以外のタイプのPDFドックレットおよびサプリメンタル・ドックレットをチェックアウトおよびチェックインします。Smart Viewから、文書作成者はPDFドックレットおよびOffice以外のサプリメンタル・ドックレットをダウンロードします。

    詳細は、ドックレットおよび変数についてを参照してください。

  4. 文書作成者は、作業を終了したら、必要な場合は承認用にすべてのタイプのドックレットを提出します。

  5. ドックレットの承認が指定されている場合は、ドックレットをレビューして承認または否認するよう通知メッセージが承認者に送信されます。

  6. レポート・パッケージの所有者が、文書作成フェーズの完了をマークします。

文書作成者はSmart ViewまたはNarrative ReportingのWebインタフェースで、次のことを行えます。

  • Word、PowerPoint、ExcelまたはPDFフォーマットのドックレット

    Officeドックレットは、標準ドックレットまたはリンクされた標準ドックレットにすることができます。

  • Wordドックレットにコンテンツを埋め込むExcelのリファレンス・ドックレット

  • レポートWebインタフェースで作成されたチャートおよび表(ここからWordドックレットにコンテンツを埋め込みます)

  • PDFベースのレポート・パッケージのExcelドックレット

  • Wordドックレットに埋め込むコンテンツを含む、Excelベースの参照ファイル

  • 適切なOfficeアプリケーションを使用したOfficeベースのサプリメンタル・ドックレット

  • 適切なアプリケーションでダウンロードして開くPDFやTXTファイルなどのPDFドックレットおよびOfficeベース以外のサプリメンタル・ドックレット(Webインタフェースを使用して、チェックアウト、アップロードおよびチェックインします)

この項のトピックでは、Smart Viewでのドックレット、リファレンス・ドックレット、サプリメンタル・ドックレットおよび参照ファイルの文書作成および操作について説明します。