参照変数値のソースの検索

Oracle Smart View for Officeの「変数」パネルの「ソース」タブで使用できる「ソースの表示」アクションを使用して、ドックレット内で参照変数値のソースを簡単に見つけることができます。

「変数」パネルの「ソース」タブで、現在のドックレットをソースとするすべての参照変数を表示できます。

その後、さらに「ソース」タブから、選択した変数の選択した変数の「その他のアクション」ボタンは下向き矢印に似ていますドロップダウン・メニューの「ソースの表示」アクションを使用して、リファレンス・ドックレットまたは参照ファイル内の参照変数値のソースを見つけます。WordまたはExcelベースのドックレットでは、変数のソースがドックレットの場合は、参照変数値のソースを見つけることもできます。

開始する前に、変数ソース値を見つけるためのガイドラインの項目を確認してください。

Note:

次の手順では、ドックレットを開く前に、レポート・パッケージ・レベルで開始すると仮定します。ただし、開いているドックレットからこの手順を開始することもできます。

参照変数値のソースを見つけるには:

  1. レポート・パッケージを開き、「レポート・パッケージ」パネルのドロップダウン・リストで、「変数」を選択します
  2. 「変数」パネルの「すべて」タブで、ソースが必要な変数のリストを確認し、ソース・ドックレット名を書き留めます。

    たとえば、Narrative ReportingのVisionサンプル・アプリケーションを使用すると、参照変数NetRevenue_Valueのソース・ドックレットは、リファレンス・ドックレットであるExcelファイルVision Statementsになります。


    変数リストのNetRevenue_Value参照変数のエントリに、ソースがVision Statementsとして表示されています
  3. 次のいずれかのアクションを行います:
    • リファレンス・ドックレットをソースとする変数の場合は、リファレンス・ドックレットを開きます。
    • 参照ファイルをソースとする変数の場合は、参照ファイルが登録されているドックレットを開き、参照ファイルをダウンロードしてからファイルを開きます。
    • WordまたはExcelベースのドックレットをソースとする変数の場合は、ドックレットを開きます。
  4. 変更を加える予定がある場合は、開いたドックレットをチェックアウトします。
  5. 現在開いているリファレンス・ドックレットまたは参照ファイルをソースとするすべての変数を表示するには、「変数」パネルで「ソース」タブを選択します。

    ソースがWordまたはExcelベースのドックレットの場合も「ソース」タブを選択することになります。

  6. 「ソース」タブで、ソースを表示する変数を見つけて、「その他のアクション」ボタン選択した変数の「その他のアクション」ボタンは下向き矢印に似ていますをクリックし、ドロップダウン・メニューから「ソースの表示」を選択します。
    「レポート・パッケージ」パネルの「ソース」タブでは、「その他のアクション」ドロップダウンに「ソースの表示」オプションが表示されます。

    Excelのリファレンス・ドックレットまたは参照ファイルの場合、Smart Viewでは、ワークブックのどのシートが表示されているかに関係なく、変数のソースであるセルの場所が即時に表示されます。

    WordまたはExcelベースのドックレットでは、Smart Viewにより、参照変数のテキスト・ソース(Word)、または変数のソースであるセルが即時に表示されます。

    次のNetRevenue_Value参照変数の例では、Smart Viewにより、Vision Statementsリファレンス・ドックレットの「ルール」タブのセルB6が表示されます。Excelの数式バーは、この変数がVision StatementsワークブックのSummary Income StatementタブのセルB4を参照していることを示しています。


    Vision Statementsリファレンス・ドックレットの「ルール」タブに、セルB6が緑色の枠線で強調表示され、Excelリファレンス・ドックレットのSummary Income StatementシートのセルB4が参照変数のソースとして表示されています
  7. 値のソースを表示する各参照変数について、ステップ2から始まるこの手順を繰り返します。

変数ソース値を見つけるためのガイドライン

  • PowerPointは変数のソースにできません。したがって、「ソースの表示」アクションは、PowerPointベースのドックレットでは使用できません。
  • 参照ファイル、またはWordまたはExcelベースのドックレットを操作する場合は、次の点を考慮して前述の同じ手順を使用します:
    • 参照ファイルを操作する場合は、参照ファイルが登録されているWordまたはExcelベースのドックレットを最初に開いてから、参照ファイルをダウンロードします。
    • WordまたはExcelベースのドックレットをソースとする変数がない場合、「ソースの表示」アクションは無効になります。必要に応じて変数の強調表示アクションを使用して、ドックレット内で使用されている(ソースでない)変数を見つけます。

  • この機能には、Narrative Reporting Webの23.12以降の更新と、Smart ViewNarrative Reporting拡張機能が必要です。