フレックス・フォームでの式、ラベルおよびコメントの行および列の保持

Oracle Smart View for Office 23.200以降は、フォームを定義する際に「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」オプションを有効にすることで、フレックス・フォームで式の行および列を保持できます。サービス管理者がこのオプションを有効にすると、リフレッシュまたは送信した後に式の行および列がフレックス・フォームに保持されます。

Note:

式の行および列は、ラベル行および列またはコメント行および列とも呼ばれます。

リフレッシュまたは送信操作の後、式の行または列のすべてのメンバーおよびデータは、次で説明されているように、無効なメンバーに対して使用されるのと同じセル・スタイルを使用して強調表示されます。

以前のSmart Viewリリースでは、式の行および列はフレックス・フォームではサポートされていませんでした。送信時には、最初にリフレッシュを実行する必要があることを示すメッセージが表示され、リフレッシュ時には、式の行および列がフレックス・フォームから削除されていました。

Note:

[Delete]キーを使用して行または列のメンバー・セルのみを削除することで行または列全体を削除しようとすると、リフレッシュ時にメンバー・セルに無効なメンバーが格納されます。フレックス・フォームの行全体または列全体を削除するには、行全体または列全体を選択して右クリックし、Excelのコンテキスト・メニューから「削除」を選択します。

「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」オプションを有効にすると、ユーザーが式の行および列が含まれているフォームを操作する際にフレックス・フォームの汎用性が提供されます。