表とピボット・テーブルの挿入

挿入できる行および列の最大数は、使用しているExcelのバージョンによって異なります。ワークシートのサイズ制限の詳細は、Microsoft Excelのドキュメントを参照してください。

表またはピボット・テーブルを挿入するには:

  1. 表またはピボット・テーブルを開始するExcelワークシート、PowerPointスライドまたはWordページの場所にカーソルを合せます。
  2. カタログ・ツリーで、表またはピボット・テーブルを右クリックします。
  3. 次のいずれかを選択します:
    • 挿入 - 選択された表ビューまたはピボット・テーブル・ビューがOracle Business Intelligence Enterprise Editionで定義されたフォーマットで挿入されます。図28-3および図28-4を参照してください。

      Oracle BI EEで表またはピボット・テーブルに対してプロンプトが定義されている場合は、「プロンプト・セレクタ」ダイアログ・ボックスが表示され、表示するデータを選択できます(それ以外の場合は、表またはピボット・テーブルが直接挿入されます)。最初の挿入後、Oracle BI EEのリボンの「プロンプトの編集」アイコンをクリックして、プロンプトを編集できます。詳細は、プロンプトの操作を参照してください。

      表またはピボット・テーブルに対してページ・プロンプト(Oracle BI EEのビュー・プロンプト)が定義されている場合は、Oracle BI EEのリボンの「ページ・プロンプトの編集」をクリックして編集することもできます。ページ・プロンプトの操作を参照してください。

      ノート:

      図28-3 Oracle BI EEのフォーマットで表として挿入される表ビュー


      フォーマットされた表として表示されるデータです。

      図28-4 Oracle BI EEのフォーマットでピボット・テーブルとして挿入されるピボット・テーブル


      ピボット・テーブルとして挿入される表です。

      Oracle Smart View for Officeクライアントでは、表はグリッド形式で表示されます。

    • Excel表として挿入(表ビューのみ) - 選択した表ビューはExcel表として挿入されます。ページ・プロンプト・エッジおよびセクション・エッジの列(存在する場合)は、ドロップダウン見出しとして表上部に移動されます。Excelの操作を使用してフィルタ処理、式の定義、ソートおよび他のExcelタスクを実行する場合は、このオプションを選択します。

      表ビューがExcel表として挿入されると、Oracle BI EEで定義されたプロンプトは使用できません。

      選択した表はワークシートに挿入されます。図28-5を参照してください。

      図28-5 Excel表として挿入される表ビューの部分


      リストとして挿入された表で、ドロップダウンの見出しから結果をフィルタリングできます。
    • Excelピボットとして挿入(ピボット・テーブル・ビューのみ) - 選択したピボット・テーブル・ビューはExcelピボット・テーブルとして挿入されます。ページ・エッジおよびセクション・エッジの列(存在する場合)は、レポート・フィルタ領域にマップされ、メジャー・エッジの列は値領域に移動されます。集約、ピボット、ドリル、ソート、フィルタ処理などの詳細な分析を実行する場合は、このオプションを選択します。

      選択した表またはピボット・テーブルがワークシートに挿入されます。図28-6を参照してください。

      ノート:

      • ピボット・テーブル・ビューがExcelピボット・テーブルとして挿入されると、Oracle BI EEで定義されたプロンプトは使用できません。

      • Excelピボット・テーブル・ビューを使用する場合、サポートされるのは、数値データ型のメジャー列を含むビューのみです。

      • Excelワークシートごとに使用できるExcelピボット・テーブルは、1つのみです。また、Excelピボット・テーブル・ビューは、常に新しいワークシートに挿入されます。データ・ソース接続が1つの場合も複数の場合も、これが既定の動作です。

      図28-6 Excelピボット・テーブルとして挿入されるピボット・テーブル


      Excelピボット・テーブルとして挿入される表です。

Oracle BI EEで作成されたビューの編集の説明に従って、表およびピボット・テーブルを編集できます。

注:

ピボット・チャートが埋め込まれたピボット・テーブルがSmart Viewに挿入されるとき、埋め込まれたピボット・チャートはインポートされません。Excelを使用して、挿入されたExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するか、Oracle Business Intelligence Answersを使用して新しいチャート・ビューを作成し、Smart Viewを使用してそのビューを挿入できます。

  • 挿入されたネイティブExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するには、次のステップを実行します:

    1. Smart ViewでExcelピボット・テーブルをクリックし、Excelの「オプション」リボンを選択します。

    2. 「ツール」グループで「ピボットグラフ」ボタンをクリックします。

    3. 「チャートの挿入」でチャートのスタイルを選択し、「OK」をクリックします。

  • 別のチャート・ビューを作成して挿入するには:

    1. BI Answersで、別に新しいチャート・ビュー・オブジェクトを作成します。

    2. OfficeアプリケーションでSmart Viewを使用して、新たに作成されたチャート・ビューを挿入します。