MDX問合せの実行

保存済のMDX問合せを実行することも、入力した問合せを即時に実行することもできます。

MDX問合せを実行するには:
  1. Excelで、Oracle Essbaseデータ・ソースに接続します。
  2. Essbaseのリボンから、「問合せの管理と実行」を選択し、 「問合せの管理と実行」ダイアログ・ボックスを表示します。

    図20-4 「問合せの管理と実行」ダイアログ・ボックス


    「問合せの管理と実行」ダイアログ・ボックス。左のテキスト・ボックスでは、リストの最初の問合せがデフォルトで選択されます。右のテキスト・ボックスでは、選択した問合せに関連付けられている問合せ構文が表示されます。
  3. 次のいずれかのアクションを行います:
    • 保存済MDX問合せを実行するには、左フレームのリストから問合せを選択し、「実行」をクリックします。

    • MDX問合せを動的に実行するには、「問合せの追加」をクリックし、右のテキスト・ボックスにMDX問合せを入力し、「実行」を実行します。

      動的に入力した問合せは保存されません。

    ダイアログ・ボックスは自動的に閉じ、問合せ結果がシート上に表示されます。

注:

計算済メンバーを指定した(WITH MEMBER...) MDX問合せをExcelで実行した場合、計算済の値は正常に表示されますが、グリッドをリフレッシュすると、列はコメント列に変換され、計算済の値はすべて失われます。これは、Essbaseのリボンの「MDXの実行」コマンドを使用しているか、VBA関数HypMDXExecuteを使用しているかにかかわらず発生します。