スタック・ディメンション

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase

同じディメンションの複数のメンバーが含まれる最初の行は、列ディメンションです。この行の上に配置されたディメンションは、ページ・ディメンションのルールに従っていれば、すべてページ・ディメンション候補です。ただし、この列ディメンションの上にあるディメンションで、同じ列にあり("スタックされている")、かつ他のメンバーを持たないディメンションは、ページ・ディメンションではなく列ディメンションです。このようなグリッドは有効ではありません。

図15-9の場合、Productは、Profitにスタックされている列ディメンションです。Marketは、Profitにスタックされていないため、ページ・ディメンションです。Scenarioは、Profitの上にスタックされていますが、その行がページ・ディメンションの上にあるため、ページ・ディメンションになります。

図15-9 ページ・ディメンションとしてのスタック・ディメンション


前の段落で説明している有効なグリッドを示しています。

図15-10では、ProductおよびMarketが列ディメンションの上にスタックされ、他のメンバーを含みません。このため、このグリッドは有効ではありません。

図15-10 無効なスタック列


前の段落で説明している理由で無効なグリッドを示しています。