ダウンロードされたブックの操作

インポートした後は、ブック内にあるレポートを表示し、POVを変更し、ブックのプロパティを検査し、ブックをリフレッシュして最新のデータを取得できます。

ダウンロードされたブックを操作するには、ブックのインポートに記載されているステップを使用して、Oracle Smart View for Office (Mac およびブラウザ)にブックをインポートします。ブック固有のオプションは、「EPMブック」リボンに表示されます。

ダウンロードされたブックを操作するには:

  1. ブックに格納されたレポートを表示するには、「目次」タブにあるリンクをクリックします。

    各ワークシート・タブは、Smart Viewにインポートおよびダウンロードされたブックの一部であるレポートです。

    「目次」タブの後にあるワークシート・タブをクリックして、ブック内の様々なレポートを表示することもできます。

    Figure 11-8 Excel 365にダウンロードされたブックに格納されたレポートの例


    Excel 365にダウンロードされたブックの目次ページとワークシート・タブ内のレポートの例が表示されています
  2. ブックのPOVを変更するには:
    1. 「EPMブック」リボンで、「ブック」セクションの「POVの編集」をクリックします。「POVの編集」ボタン
    2. 「POVの選択」ダイアログで、各ディメンションについてドロップダウン・リストから選択を行い、「OK」をクリックします。

    Figure 11-9 POV選択の例


    POV選択の例が表示されています

    レポートのディメンションに対して別名が指定されている場合は、「POVの選択」ダイアログのドロップダウン選択リストに、メンバーの別名が表示されます。

    新しく選択したPOV値を使用したリフレッシュ操作が進行中であることを通知するメッセージが表示されます。メッセージの「OK」をクリックします。ジョブ・コンソールで新しいジョブが作成されます。ジョブのステータスを確認し、ジョブの完了後にブックをダウンロードできます。新しくダウンロードされたブックには、新しいPOV値を反映した更新済の結果が表示されます。

  3. ブックのプロパティを表示するには、「EPMブック」リボン「検査」をクリックします「検査」ボタン

    「ブック・プロパティ」ダイアログが、ブックのプロパティおよびブックのPOV選択とともに表示されます。

    Figure 11-10 「ブック・プロパティ」の例


    現在のレポートに対する「ブック・プロパティ」ダイアログの例が示され、ブック名、場所、作成者、作成日および変更日、およびPOVの選択が表示されています。

    「OK」をクリックして「ブック・プロパティ」ダイアログを閉じます。

  4. 現在選択されているレポートをリフレッシュするには、「EPMブック」リボン「ブックのリフレッシュ」 「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

    「ブックのリフレッシュ」コマンドは、ビジネス・プロセスでデータが変更された場合に使用します。たとえば、Planningデータに変更が加えらた場合です。

    ジョブ・コンソールで新しいジョブが作成されます。ジョブのステータスを確認し、ジョブの完了後にブックをダウンロードできます。新しくダウンロードされたブックには、リフレッシュされたデータ値が表示されます。