データの計算

新しいまたは変更されたデータを送信した後、データベースでデータを計算してその変更を反映する必要があります。

データを計算するには、データへのセキュリティ・アクセス権が必要です。

ExcelOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementフォームのデータを計算する場合に使用できる方法は2つあります:

データの送信後にルールが計算されるように設計されたフォームでビジネス・ルールを実行することもできます。データを送信するときにルールが実行されるように定義されたフォームでのビジネス・ルールの適用を参照してください。

注:

MacまたはWindows上のChromeでは、ルール・パネルを起動するときに、ウィンドウを最大化しても、「プラン・タイプ」「適用」「戻る」「次」「起動」「取消」などパネルの下部にあるボタンが表示されないことがあります。これらのボタンを表示するには、ルールのボタンが表示されるまで、ウィンドウの右上にある「最大化」/元のサイズに戻すボタン(最大化/元のサイズに戻す)をクリックします。最大化をクリックするか、または元のサイズに戻すを再度クリックして、ウィンドウを目的のサイズに戻します(ウィンドウの最大化またはサイズ変更)。

Cloud EPMフォームへのビジネス・ルールの適用

フォームにビジネス・ルールを適用するには:

  1. フォームを開きます。
  2. プロバイダのリボンから、「計算」「ビジネス・ルール」の順に選択します。

    フォームに関連付けられたビジネス・ルールがSmart Viewパネルに表示されます。

  3. オプション: 「ビジネス・ルール」パネルの下部にある「フィルタ」ボタンをクリックし、キューブおよびルール・タイプによってルールをフィルタ処理します。デフォルトでは、すべてのキューブおよびルール・タイプのオプションが選択されています。検索を絞り込むには、表示する必要がないキューブおよびルール・タイプのチェック・ボックスをクリアしてから、「適用」をクリックします。選択内容に従ってリストがフィルタ処理されます。この例では、Plan1キューブにのみ適用されるすべてのタイプのビジネス・ルールが表示されます。

    図8-3 ビジネス・ルール・フィルタ・オプション

    各キューブおよびルール・タイプの横にチェック・ボックスが表示されたビジネス・ルール・フィルタ・オプションです。
  4. ビジネス・ルールを選択して起動します。
  5. 適用可能な実行時プロンプトを入力し、「実行」をクリックします。
  6. ダイアログ・ボックスが表示され、ビジネス・ルールが正常に完了したかどうかが示されます。「閉じる」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。

    計算が正常に処理されると、計算結果がデータベースの値に反映されます。

Cloud EPMフォームでの小計の計算

フォームで小計を計算するには:

  1. フォームを開きます。
  2. プロバイダのリボンから「計算」を選択し、「フォームに関する規則」を選択します。

    注:

    「ビジネス・ルール」パネルの下部にある「フィルタ」ボタンをクリックし、キューブおよびルール・タイプによってルールをフィルタ処理します。デフォルトでは、すべてのキューブおよびルール・タイプのオプションが選択されています。検索を絞り込むには、表示する必要がないキューブおよびルール・タイプのチェック・ボックスをクリアしてから、「適用」をクリックします。選択内容に従ってリストがフィルタ処理されます。

  3. Smart Viewパネルで、小計を計算するルールを選択します。

    ビジネス・ルールを起動すると、スプレッドシートの未保存のデータは失われます。

  4. ダイアログ・ボックスが表示され、ビジネス・ルールが正常に完了したかどうかが示されます。「閉じる」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。

    計算が正常に処理されると、計算結果がデータベースの値に反映されます。

データを送信するときにルールが実行されるように定義されたフォームでのビジネス・ルールの適用

フォームの中には、データを送信するときにビジネス・ルールが実行されるように設計されているものがあります。Webアプリケーションでは、これを「保存後に実行」と呼んでいます。

データを送信するときにルールが実行される(「保存後に実行」とも呼ばれる)ように設計されたフォームでビジネス・ルールを実行するには:

  1. フォームを開きます。
  2. フォームに必要な変更を加えます。
  3. 「送信」をクリックします。

    フォームに関連付けられたビジネス・ルールがダイアログ・ページに表示されます。

  4. 適用可能な実行時プロンプトを入力し、「保存」をクリックします。