データ・オプション

データ・オプションを設定して、データ・セルの表示を制御します。

データ・オプションを設定するには:

  1. Smart Viewリボンで、「オプション」ボタン「オプション」ボタンをクリックして、「オプション」パネルを起動します。
  2. 「オプション」パネルで、「データ」タブを選択します。
  3. 次の説明に従って、「データ」タブで選択を行います。
  4. オプション: 「データ」タブの選択内容を現在のワークブック内のすべてのシートに適用するには、「すべてのシートに適用」ボタンをクリックします。

    注:

    「すべてのシートに適用」をクリックすると、「データ」タブの選択内容が、「メンバー」タブと「フォーマット」タブで行ったその他の変更内容と一緒に適用されます。
  5. オプション: 「データ」タブの選択を、データ・ソースからインポートする新しいコンテンツのデフォルトの選択として保存するには、「詳細」タブを選択し、「現在のオプションをデフォルトとして保存」をクリックします。
  6. 右上隅にある閉じるためのXボタンをクリックして「オプション」を閉じます。

EPM Cloudのデータ・オプション

表6-2 データ・オプション

オプション 説明
行の抑制 グリッドを見やすくするために、表示する必要のないデータ・タイプを含む行を抑制できます。

ノート: 抑制行では、セルによるExcelの式の参照は更新されません。

ゼロ ゼロのみを含む行が抑制されます。
無効 無効な値のみを含む行が抑制されます。
欠落 データベースにデータが存在しないセルのみを含む行が抑制されます。データなしはゼロとは異なります。ゼロはデータ値です。
アンダースコア メンバー名にアンダースコア文字を含む行が抑制されます。
列の抑制 グリッドを見やすくするために、表示する必要のないデータ・タイプを含む列を抑制できます。

ノート: 抑制列では、セルによるExcelの式の参照は更新されません。

ゼロ ゼロのみを含む列が抑制されます。
無効 実際のデータが無効な場合でも、「#Invalid/#Meaningless」やその他の置換テキストではなく、実際のデータを表示します。データが存在しない場合、セルは空白のままです。
欠落 データベース内にデータが存在しないセルを含む列が抑制されます。データなしはゼロとは異なります。ゼロはデータ値です。

後でデータなし/欠落をクリアすると、抑制されていた値は、その時点以降に入力された場合にのみ表示されます。このオプションを選択していた間に抑制されていた値を取得するためには、ズーム・アウトしてからズーム・インする必要があります。

アンダースコア メンバー名にアンダースコア文字を含む列が抑制されます。
ブロックの抑制 ブロックの抑制
欠落ブロックの抑制 データベースにデータが存在しないセルのブロックを抑制します。
置換 置換

欠落/データなしラベル

アクセス権なしラベル

データ・セルでは、データが欠落している、または表示権限のないデータが含まれている場合があります。Smart Viewでは、このようなセルにはデフォルトで#Missingまたは#No Accessとそれぞれ表示されますが、これらのラベルの変更は可能です。

#Missing置換ラベルにより、セル交差のデータ値をクリアできます。たとえば、ニューヨークの販売データをクリアするには、SalesとNew Yorkが交差するセルで手動で#Missingと入力し、「送信」をクリックします。これにより、データベースからデータ値がクリアされます。このデータベースの後続の問合せでは、SalesおよびNew Yorkの交差で#Missingが表示されます。

ラベルを変更するには、これらのフィールドのいずれかに選択したテキストを入力します(またはデフォルトのままにします)。テキスト・ラベルは説明的であるという利点がありますが、Excel関数の失敗の原因になります。

#Missingフィールドで、#NumericZeroと入力して数値ゼロ(0)の置換ラベルを指定できます。#NumericZeroとともに関数を使用できますが、「ゼロを送信」チェック・ボックスを選択しないかぎり、(ゼロが置換ラベルではなく実際のゼロである場合でも)データベースにゼロを送信することはできません。数値ゼロのラベルを持つセルに依存する計算は正しく計算され、セルの値にゼロが取得されます。

注:

#NumericZeroを入力する場合は、期間にデータを分散するときに親データが削除されるように「ゼロを送信」オプションが選択されていることを確認します。
ゼロを送信 前述の#Missingラベルに#NumericZeroを選択した場合、ゼロをデータベースに送信可能にする際は、このオプションを選択します。
アド・ホック・モード アド・ホック・モード
データなし操作 ナビゲート中にソース・データを計算しないようにして「ピボット」「ズーム」「選択項目のみ保持」「選択項目のみ削除」などの操作を高速化します。データを取得する準備ができたら、「データなし操作」の選択を解除します。
分散 分散
分散を有効化する 現在のフォームで期間の分散を有効にする場合に選択します。

このチェック・ボックスは、開いている各フォームのシートごとに選択する必要があります。

この設定は、保存したワークブックを再度開いた場合には保持されます。

この設定は、新規または別のワークブックで同じフォームを開いた場合には保持されません。

注:

Chromeでは、「オプション」パネルを起動するときに、ウィンドウを最大化しても、「データ」タブの分散を有効化するチェック・ボックスは表示されません。ボタンを表示するには、分散を有効化するボタンが表示されるまで、Chromeウィンドウの右上にある「最大化」/元のサイズに戻すボタン(「最大化」ボタン/元のサイズに戻すボタン)をクリックします。「最大化」ボタンをクリックするか、または元のサイズに戻すボタンを再度クリックして、ウィンドウを目的のサイズに戻します(ウィンドウの最大化またはサイズ変更)。

Oracle Essbaseのデータ・オプション

表6-3 データ・オプション

オプション 説明
行の抑制 グリッドを見やすくするために、表示する必要のないデータ・タイプを含む行を抑制できます。

ノート: 抑制行では、セルによるExcelの式の参照は更新されません。

ゼロ ゼロのみを含む行が抑制されます。
無効 無効な値のみを含む行が抑制されます。
欠落 データベースにデータが存在しないセルのみを含む行が抑制されます。データなしはゼロとは異なります。ゼロはデータ値です。
アクセス権なし 行に含まれるデータを表示するためのセキュリティ・アクセスをユーザーが持っていない場合に、その行が抑制されます。
アンダースコア メンバー名にアンダースコア文字を含む行が抑制されます。
置換 置換

欠落/データなしラベル

アクセス権なしラベル

データ・セルでは、データが欠落している、または表示権限のないデータが含まれている場合があります。Smart Viewでは、このようなセルにはデフォルトで#Missingまたは#No Accessとそれぞれ表示されますが、これらのラベルの変更は可能です。

#Missing置換ラベルにより、セル交差のデータ値をクリアできます。たとえば、ニューヨークの販売データをクリアするには、SalesとNew Yorkが交差するセルで手動で#Missingと入力し、「送信」をクリックします。これにより、データベースからデータ値がクリアされます。このデータベースの後続の問合せでは、SalesおよびNew Yorkの交差で#Missingが表示されます。

ラベルを変更するには、これらのフィールドのいずれかに選択したテキストを入力します(またはデフォルトのままにします)。テキスト・ラベルは説明的であるという利点がありますが、Excel関数の失敗の原因になります。

#Missingフィールドで、#NumericZeroと入力して数値ゼロ(0)の置換ラベルを指定できます。#NumericZeroとともに関数を使用できますが、「ゼロを送信」チェック・ボックスを選択しないかぎり、(ゼロが置換ラベルではなく実際のゼロである場合でも)データベースにゼロを送信することはできません。数値ゼロのラベルを持つセルに依存する計算は正しく計算され、セルの値にゼロが取得されます。

注:

#NumericZeroを入力する場合は、期間にデータを分散するときに親データが削除されるように「ゼロを送信」オプションが選択されていることを確認します。
ゼロを送信 前述の#Missingラベルに#NumericZeroを選択した場合、ゼロをデータベースに送信可能にする際は、このオプションを選択します。
アド・ホック・モード アド・ホック・モード
データなし操作 ナビゲート中にソース・データを計算しないようにして「ピボット」「ズーム」「選択項目のみ保持」「選択項目のみ削除」などの操作を高速化します。データを取得する準備ができたら、「データなし操作」の選択を解除します。