ワークシート上の複数のグリッドについて

サポートされているOracle Smart View for Office (Macおよびブラウザ)データ・ソースに接続している場合、1つのワークシートで複数のグリッドを作成できます。これらのグリッドは、同じデータ・ソースまたは別のデータ・ソースに接続できます。たとえば、あるグリッドはPlanningに接続し、別のグリッドはTax Reportingに接続することができます。ソースにはキューブを使用できます。これらのグリッド内のデータを取得して、ワークシート上でシフトできます。

注:

管理者: サービスのアプリケーション設定でSmart Viewの「アド・ホック動作」オプションを「標準」に設定し、Smart Viewユーザーが複数グリッド・アド・ホックを使用できるようにします。詳細は、サービスの管理者ドキュメントを参照してください。

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Smart View (Windows)のワークシートでの複数のアド・ホック・グリッドの使用方法について学習します。示されている概念の多くはSmart View (Macおよびブラウザ)に適用できます。

ビデオ・アイコン Oracle Planning and Budgeting Cloudでの複数のアド・ホック・グリッドの設定

ビデオではデータ・ソースとしてPlanningが参照されますが、表示されている機能は、上で指定されたすべてのOracle Enterprise Performance Management Cloudプロバイダに共通です。

複数グリッド・ワークシートのガイドラインと制限

複数のグリッドをサポートするワークシートには、次のガイドラインおよび制限事項があります:

  • フォームからアド・ホック・グリッドを作成するには、最低でも「ユーザー」役割が必要です。各クラウド・サービスの役割要件を確認してください。

  • データを送信できるのは、一度に1つのグリッドのみです。

    一度に複数のグリッドでデータを送信しようとした場合、つまり、複数のグリッドでセル範囲を選択した場合、Excelによって戻された最初の範囲が、選択されたグリッドの判断に使用され、そのグリッドでのみ送信が実行されます。

  • メンバー・オプション「アド・ホック操作の式を保存」が選択されている場合、グリッド内から「Smart View」コンテキスト・メニューの右クリックを使用して表示される「元に戻す」オプションの使用で、シート上の式が保持されます。このオプションは、式がシートに追加されてリフレッシュを実行した後、1回の「元に戻す」アクションについてのみサポートされます。Smart Viewのリボン「元に戻す」オプションは、複数のグリッド・シートに対して有効になりません。アド・ホック操作でのExcel式の保持を参照してください。

  • Microsoft Excelの「名前の管理」または「名前ボックス」を使用して、名前付き範囲の名前を変更しないでください。かわりに、「名前変更の範囲」コマンドを使用します。

  • 複数接続の複数グリッド・ワークシートで、各グリッド上のピボットおよびズーム操作に対応できるスペースがグリッド間に十分あることを(特に、グリッドが大きい場合)確認してください。

    3つ以上のデータベース接続がある場合、およびグリッドが非常に密接に配置されている場合、メタデータが失われることがあります。

  • 目的の範囲を確実にリフレッシュするには、「ドキュメント・コンテンツ」ペインを使用して範囲を選択し、次にペインで「リフレッシュ」リンクをクリックします。リフレッシュ後、「ドキュメント・コンテンツ」から範囲を再度選択して、更新された範囲を強調表示します。

  • Smart Viewでは、管理拡張機能グリッドとアド・ホック分析グリッドが1つのシートに混在することはサポートされません。