Google Sheetsでのフォームの操作

フォームは、Google Sheetsからデータベースにデータを入力でき、データまたは関連テキストを表示して分析できるグリッド表示です。一部のディメンション・メンバー値は固定され、データが特定の視点から表示されます。

Oracle Smart View for Google Workspaceを使用して、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementフォームをGoogle Sheetsで操作できます。

Smart Viewで開いたフォームのガイドライン

Smart Viewで開いたフォームについては、次のガイドラインを考慮してください:

  • フォームのデータ値は変更できますが、フォーム構造は変更できません。
  • シート上で許可されていない項目を編集しようとすると、Google Sheetsにヘッズ・アップ警告メッセージが表示され、編集を続行するかどうかを尋ねられます。編集してシートに望ましくない影響を与えないようにするため、警告メッセージでは「取消」をクリックすることをお薦めします。
  • Google Sheetsからデータベースに送信する値は、フォーマットされていないデータにする必要があります。
  • フォームをGoogle Sheetsにロードした後で、管理者がサーバー側でフォームの定義を変更した場合は、いったんフォームを閉じてリロードすることをお薦めします。このアクションによってフォームの最新の定義が表示されます。
  • フォームに対して行われたカスタマイズが保存時またはリフレッシュ時に維持されるのは、グリッドの外部に対して、または3桁ごとのセパレータと小数点に対して行われた場合のみです。
  • Webでフォームを縮小した後、Smart Viewで開くと、フォームは完全に展開されて表示されます。
  • [Back Space]キーを押すか、既存のセルの値を上書きしてセルの値を削除し、同じ値を再度入力した場合、そのセルはダーティとしてマークされず、同じ値を再度送信することはできません。ただし、値を削除するために[Delete]キーを押すと、ダーティとしてマークされ、値を送信できるようになります。
  • 複合フォームはサポートされていません。21.05以降、Cloud EPMでは複合フォームは公式にサポートされなくなりました。

スマート・フォームのガイドライン

既存スマート・フォームSmart Viewで開くことができます。ただし、次の点に注意してください。

  • ビュー・タイプを変更できません。現在のWebアプリケーションでのビュー設定が、表示に使用されます。
  • ユーザー定義関数(UDF)はサポートされません。
  • 新規スマート・フォームは作成できません。
  • 複数グリッドのシートでスマート・フォームをアド・ホック・グリッドとして開くと、レイアウトが変更され、式参照が保持されないため、式セルは空白で表示されます。