EPMAT-7: Invalid TempServiceTypeエラーの解決

このエラーは、次の状況でrecreateコマンドを実行すると報告されます。

  • コマンドによる制限のために要求されたサービス・タイプに変換できない環境に対して、TempServiceTypeオプション・パラメータを使用しました。

    レガシー・サブスクリプション: recreateコマンドは、Planning and Budgeting Cloud、Enterprise Planning and Budgeting Cloud、Tax Reporting CloudおよびFinancial Consolidation and Close Cloud環境を、Account Reconciliation、Oracle Enterprise Data Management Cloud、Enterprise Performance Reporting Cloud、またはProfitability and Cost Management Cloudの各アプリケーションをサポートするために、一時的に変換できます。この変換が完了したら、別のサービス・タイプに変換する前に、環境を元のサービス・タイプに戻す必要があります。たとえば、Planning and Budgeting Cloud環境をProfitability and Cost Management Cloudに変換したとします。このProfitability and Cost Management Cloudは、Oracle Enterprise Data Management Cloud環境に直接変換することはできません。まずPlanning and Budgeting Cloud環境を、epmAutomate recreate -fを使用して元のとおりに変換し、Oracle Enterprise Data Management CloudにepmAutomate recreate -f TempServiceType=EDMCSを使用して変換する必要があります。

    レガシーProfitability and Cost Management: 次のコマンドを実行して、Profitability and Cost Management環境をPlanningまたはEnterprise Planning環境に変換できます:

    epmautomate recreate -f removeAll=true TempServiceType=PBCS

    環境を元のProfitability and Cost Management環境に戻すには、次のコマンドを使用します:

    epmautomate recreate -f TempServiceType=PCMCS

    Note:

    Profitability and Cost Management環境をAccount Reconciliation、Oracle Enterprise Data Management CloudまたはNarrative Reporting環境に変換することはできません。

    EPM Standard CloudおよびEPM Enterprise Cloudの各サブスクリプション: Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境は、任意の他のビジネス・プロセスをサポートするために変換できます。この変換が完了したら、別のビジネス・プロセスを使用するように環境を変換する前に、環境を元のサービス・タイプに変換しなおす必要があります。

    たとえば、Consolidation and Close環境を、Profitability and Cost Managementをサポートするために変換したとします。このProfitability and Cost Management環境は、Enterprise Data Managementビジネス・プロセスをサポートするために、直接変換することはできません。まずConsolidation and Close環境に変換して戻し、Enterprise Data Managementをサポートするために変換する必要があります。
  • TempServiceTypeオプション・パラメータに、無効な値を指定しました。たとえば、TempServiceType=DMCSをTempServiceType=EDMCSのかわりに指定しました。

この問題を修正するには:

  • TempServiceTypeパラメータに、許容値を使用していることを確認してください。このパラメータの値はすべて大文字である必要があります。許容値は、ARCS、EDMCS、EPRCS、PBCS、PCMCSです。
  • パラメータ(epmautomate recreate -f)を指定せずに、recreateコマンドを実行して、環境を元のサービス・タイプに戻します。このプロセスが完了したら、コマンド(epmautomate recreate -f TempServiceType=EDMCSなど)を実行して、別のビジネス・プロセスをサポートするように環境を変換します。