Workforceでのルール実行中のHSP_ID_xxxxエラーの解決

HSP_ID_XXXXエラーの原因

HSP_ID_xxxxエラーは、次の場合が原因で発生する可能性があります:

  • Oracle Essbaseデータのみをある環境から別の環境に移行した場合。
  • スマート・リスト値としてすでに従業員に割り当てられているコンポーネント、勘定科目(オプションや階層など)、またはドライバ・ディメンション(組合コードや従業員タイプなど)からメンバーを削除した場合。
  • WFP財務マッピングでスマート・リスト値として使用されている財務キューブのメンバーを削除した場合。

HSP_ID_xxxxエラーの修正

HSP_ID_xxxxエラーを修正する最も簡単な方法は、アプリケーション・スナップショットを使用してアプリケーションの完全な移行を実行することです。これが可能でない場合は、次の手順を使用して無効なデータを修正し、HSP_ID_xxxxエラーを修正してください。

無効なデータの修正

Oracle Smart View for Officeを使用して、「無効なデータの識別」フォームでアドホック分析を実行します。フォーム定義を変更して、すべてのレベル0のエンティティ(従業員、ジョブおよび期間)を行に配置し、OWP_Financial Account (有効な場合)を列に配置して、無効なデータを簡単に識別できるようにします。

アプリケーションに存在する無効なデータを修正します。

HSP_IDの修正

アプリケーションに無効なデータが見つからない場合は、次の手順を使用して、エラーの原因となるHSP_idを見つけ、修正します。

  1. ブラウザを使用して、Workforce環境にサインインします。
  2. データをCSVファイルにエクスポートします。
    1. ホーム・ページで、「アプリケーション」「概要」の順に選択します。
    2. 「アクション」で、「データのエクスポート」を選択します。
    3. 「データのエクスポート」で、「作成」をクリックします。
    4. 「データのエクスポート」「動的メンバー」オプションで、「除外」を選択します。
    5. 「スライス定義」で、データ・エクスポート用の「行」にレベル0の勘定科目、「列」にレベル0の期間、「視点」にその他のディメンションを選択します。
    6. 「エクスポート」をクリックします。
  3. アプリケーション・データをエクスポートすることで作成したCSVファイルを開きます。
  4. エラー番号を検索文字列として使用して、CSVファイルを検索し、エラーの原因となっている交差を見つけます。たとえば、エラーがHSP_ID_1234の場合は、1234を検索します。
  5. Workforceで、報告されたすべてのエラーが修正されるまで、必要に応じてデータを確認して修正します。

HSP_ID_0エラーの修正

Workforceのすべての必須フィールドをロードします。