パフォーマンスの問題を解決するための自動アプローチ

Note:

パフォーマンスの問題を解決するためのこのアプローチは、密ストレージ・オプション(DSO)アプリケーションには適用できません。

パフォーマンスの問題を解決するためのこのアプローチは、連結の一部として実装され、次のステップが含まれます:

  • 「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行
  • optimizeConfigConsol代替変数の設定

「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行

「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行の過程で、Financial Consolidation and Closeは、FCCS_System Accountsの下に次の一時システム勘定科目を作成します。

  • FCCS_ConsolAccount1
  • FCCS_ConsolAccount2

これらの一時勘定科目は、連結の過程で内部的に使用されます。これらの勘定科目のデータ・ストレージ・タイプは、「共有しない」に設定する必要があります。FCCS_ConsolAccount1の場合、勘定科目タイプは「資産」である必要があり、FCCS_ConsolAccount2の場合、勘定科目タイプは「収益」である必要があります。

Financial Consolidation and Closeでは、2つのバケットに分類される6つの勘定科目タイプを処理します:

  • バケット1: 資産、費用
  • バケット2: 収益、負債、資本、保存された仮定

ソースとターゲットの選択が異なるバケットに属している場合は、データ値を逆にする必要があります。たとえば、構成ルールのソース選択にバケット1とバケット2の複数の勘定科目がある場合は、ターゲット選択の勘定科目タイプを確認し、FCCS_ConsolAccount1またはFCCS_ConsolAccount2のいずれかをソース一時勘定科目として使用する必要があります。

optimizeConfigConsol代替変数の設定

代替変数optimizeConfigConsolの値をtrueに設定して、パフォーマンスの問題を解決するための自動アプローチを有効にします。