Planningで格納された日付を使用した計算の実行

Planningでは、ユーザーはフォームに日付値を入力できます。たとえば、使用されている形式がMM/DD/YYYYの場合、開始日を11/01/2021として入力できます。値は日付形式で入力しますが、入力した日付に基づいて値を計算できます。

Oracle Essbaseでは、Planningの日付値は数値として格納されます。たとえば、Essbaseでは、開始日2021年11月1日は20211101として格納されます。Planningの終了日が2022年6月30日(Essbaseの値は20220630)の場合、日付間の月数は、次の例に示すように@ROUND Essbase関数を使用して計算できます:

  1. 終了日の年と開始日の年の間の月数を計算します

    (@ROUND ("End Date",-4) - @ROUND ("Start Date",-4))/10000*12

    この計算(20220000 - 20210000/100000*12)の結果は12になります。
  2. 終了日の年の開始と終了日の間の月数を計算します。

    (@ROUND ("End Date",-2) - @ROUND ("End Date",-4))/100

    この計算(20220600 - 20220000/100)の結果は6になります。
  3. 開始日の年の開始と開始日の間の月数を計算します。

    (@ROUND ("Start Date",-2) - @ROUND ("Start Date",-4))/100

    この計算(20211100 - 20210000/100)の結果は11になります。
  4. 開始日と終了日の間の月数を求めるには、ステップ1 (12)とステップ2 (6)の結果の合計からステップ3 (11)の結果を減算します

    開始日と終了日の間の月数 = (12+6)-11=7

    @INTまたは@TRUNCATE Essbase関数を使用して、同様の式を作成できます。