XRANGEを使用した日付範囲の計算

@XRANGEを使用して、ビジネス・ルールで日付の範囲を生成します。たとえば、次のコードは、FY22のMarからY23のFebの間のメンバーの範囲を作成します。

Member = @SUMRANGE("Actual"->"Final"->"Plan Total",@XRANGE("FY22"->"Mar","FY23"->"Feb"))/12;

通常、年ディメンションは、FY22FY23など、すべて年であるレベル0のメンバーのみを持つフラット・ディメンションです。

ただし、期間ディメンションには、Decの後に他のレベル0のメンバーが含まれることがあります(Jan:Dec年の場合)。これらを計算に含める必要がなくても、XRANGEには含まれます。このようなシナリオでは、各年に1つずつ、2つのXRANGE計算を使用します。例:

"Member" = (@SUMRANGE("Actual"->"Final",@XRANGE("FY22"->"Mar","FY23"->"Dec"))+ 
@SUMRANGE("Actual"->"Final",@XRANGE("FY23"->"Jan","FY23"->"Feb")))/12;

この方法を使用すると、XRANGEが期間ディメンションのJan:Febスコープ内にとどまります。