FIX文の使用

  • FIX文を使用すると、ビジネス・ルールの対象を絞り込み(計算されるブロックの数を可能なかぎり少なく維持して)、必要なブロックのみが計算されるようにできます。
  • 計算に必要なブロックの数が減るため、疎ディメンションにはFIX文を使用することをお薦めします。
  • アプリケーション設計にボトムアップ・バージョンが設定されている場合は、すべてのディメンションのレベル0で計算が実行されることを確認します。
  • 可能な場合は、疎ディメンションでは外部FIX文を使用し、密ディメンションでは内部IF文を使用してください。
  • すべてのFIX文に、計算内のもの以外のすべてのディメンションのメンバーを含める必要があります。ディメンションが除外されると、そのディメンションのすべてのメンバーが含まれます。これは不要な場合があります。
  • 可能な場合は、FIX文をネストしてデータベース・パスの数を減らしてください。完全なFIX文ごとにデータベースのパスが必要です。たとえば、「バージョン」、「シナリオ」、およびビジネス・ルール全体で静的な他のディメンション選択に外部FIXを使用できます。
  • Webフォームに関連付けられたビジネス・ルールについては、選択されたページおよびPOVメンバーをFIX文で利用して、計算されるブロックの数を減らします。