データ統合エラーの処理

Oracle Enterprise Performance Management Cloudのデータ統合(エクスポートまたはインポート)エラーがある場合、outbox/logsのログ・ファイルに書き込まれます。ファイルの名前はApplicationName_ProcessID.logです(例: outbox/logs/Vision_108.log)。さらに、データ統合では、EPM Cloudビジネス・プロセスへのデータのロード中に、関連するエラーを記録するApplicationName_ProcessID.outという名前の出力ファイルが作成されます(例: outbox/reports/Vision_108.out)。これらのファイルは、データ統合プロセスの詳細ページからダウンロードできます。
データ統合のプロセスの詳細ページ
このページでは、統合の問題のトラブルシューティングに役立つように、統合プロセスに含まれるそれぞれのステップの詳細情報がリストに示され、失敗したステップや生成された警告が識別されます。

出力ファイルでは、データのインポート中に発生したOracle Essbaseエラー(ある場合)が識別されます。Essbaseエラー・コードの説明は、データのロード中に生成されるEssbaseエラー・メッセージを参照してください。出力ファイルの確認は、データ統合プロセスの問題を識別して修正するのに役立ち、その後、それを再実行できます。

データ統合のログ・ファイルをダウンロードするには:

  1. データ統合関連の操作を実行する権限を持つユーザーとして環境にアクセスします。データのロードに必要な役割を参照してください。
  2. 「アプリケーション」「データ交換」の順に選択します。
  3. 「データ統合」で、「アクション」「プロセスの詳細」の順に選択します。
  4. ログのダウンロード(ダウンロード)をクリックします。
  5. ファイルを開くか、コンピュータに保存します。