Narrative Reportingのリモート・ライブラリを使用すると、同じドメイン上のOracle Enterprise Performance Management Cloudプラットフォーム・インスタンスのレポート・アーティファクトにアクセスできます。Narrative Reportingライブラリでは、ユーザーはリモート・ライブラリでレポート・アーティファクトを参照し、レポートをオープンしたり、EPM CloudプラットフォームからNarrative Reportingにコピーすることができます。
サポートされるアーティファクトには、レポートおよびレポート・スナップショット、ブック、バースティング、Microsoft OfficeファイルおよびPDFがあります。
Note:
リモート・ライブラリは、サービス管理者によって構成されます。
リモート・ライブラリにアクセスするNarrative Reportingユーザーは、ユーザーである必要があり、「接続」でアーティファクトに対するアクセス権限が必要です。
リモート・ライブラリからのアクセスは、EPM Cloudプラットフォーム・インスタンス(Enterprise Profitability and Cost Management、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting)に対してのみ有効にでき、他のNarrative Reportingインスタンスに対しては有効にできません。
レポート・ライブラリ内のアーティファクトは編集できません。アーティファクトをオープンするかレポートをコピーすることのみが可能です。アーティファクトはEPM Cloudインスタンスで直接編集することのみができ、Narrative Reportingのリモート・ライブラリからはできません。
リモート・ライブラリおよびそのレポート・アーティファクトにアクセスするには:
Narrative Reportingホーム・ページで、「ライブラリ」を選択します。
左側のパネルの「リモート・ライブラリ」の下で、参照するリモート・ライブラリをクリックします。
リモート・ライブラリのフォルダおよびアーティファクトが、「ライブラリ」の右パネルに表示されます。フォルダおよびサブフォルダを選択し、コンテンツを参照できます。
様々なアーティファクト・タイプに対して、次の処理を実行できます。
Table 4-1 これらの各アーティファクト・タイプに対して処理を実行
アーティファクト・タイプ | アクセス・ポイント | 処理 |
---|---|---|
レポートおよびレポート・スナップショット | 「処理」メニュー |
|
ブック | 「処理」メニュー |
|
バースティング定義 | アーティファクト名をクリック |
|
Microsoft OfficeファイルおよびPDF | アーティファクト名をクリック |
|
リモート・ライブラリ・アーティファクトのショートカットの作成
Note:
Narrative Reportingのリモート・ライブラリを使用すると、同じドメイン上のOracle Enterprise Performance Management Cloudプラットフォーム・インスタンスのレポート・アーティファクトにアクセスできます。
リモート・ライブラリからショートカットを作成するには、これらのステップを実行します。
Narrative Reporting Cloudにログインします。
Narrative Reportingライブラリの「リモート・ライブラリ」でリモート・ライブラリを選択し、「レポート」、「レポート・スナップショット」、「ブック」、「バースティング定義」またはサードパーティ・ファイルを強調表示してから「処理」アイコンをクリックして、EPM CloudプラットフォームからNarrative Reportingへの「ショートカットの作成」を選択します。
Narrative Reportingライブラリで宛先フォルダを選択し、「OK」をクリックします。
Note:
リモート・ライブラリは、サービス管理者によって構成されます。Narrative Reportingライブラリと同様に、管理者がリモート・ライブラリにログインしてアーティファクトまたはサードパーティ・ファイルを削除すると、そのリモート・ライブラリのアーティファクトまたはサードパーティ・ファイルを指しているすべてのショートカットがローカルで不要になります。