ブック・プロンプトへの応答

(「すべての選択の印刷」が有効化されている)グローバルPOV、グリッド列またはグリッド行にレポート設計者がプロンプトを追加している場合、レポートをプレビューするときに「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスでプロンプトに対してメンバーを選択します。プロンプトを手動で入力することもできますが、次の動作と制限事項があります:

  • 実行時プロンプト・ダイアログでプロンプトに表示されているものに基づいてメンバーの(一意の)名前または別名を入力します。

    Note:

    共有メンバーを選択する場合は、ユーザー・インタフェースに表示される一意のメンバー名を入力する必要があります。
  • 複数選択プロンプトの場合は、カンマをセパレータとして使用することで複数のメンバーを入力できます。メンバー名にカンマが含まれている場合は、複数のプロンプトを手動で入力するのではなく、メンバー・セレクタを使用する必要があります。
  • メンバー入力では大/小文字が区別されます。
  • 無効なエントリがある場合は、「取消」をクリックする以外は、ダイアログを終了する前にそれらのエントリに対処する必要があります。

ブック内のレポートにプロンプトが含まれている場合は、ブックの実行時にプロンプトに応答できます。設計者が指定した選択リストから選択することも、設計者が選択リストを指定していなかった場合は自分がアクセス権があるディメンションのすべてのメンバーから選択することもできます。

ブックのプレビュー時にプロンプトに応答するときには、次のいずれかを使用できます:

  • 「フル」モード: すべてのレポートおよび挿入されたブックのすべてのプロンプトが別個に表示されます。

  • 「コンパクト」モード: レポート間で重複するプロンプト(同じデータ・ソースに対する同じディメンション、プロンプト・ラベル、選択リスト、デフォルトの選択、および「複数選択の許可」設定)が統合されます。

ブックのプレビュー時にプロンプトに応答するには:

  1. ライブラリでブックをクリックするか、ブックの編集時に「プレビュー」をクリックすることで、ブックをプレビューできます。

  2. 「プレビュー時の値のプロンプト」を有効にして構成されているレポートのプロンプトがブックにある場合、「プロンプト」ダイアログが表示されます。「プロンプト」ダイアログには、「コンパクト」「フル」の2つのモードがあります。

  3. 「コンパクト」を選択して、レポート間で重複するプロンプト(同じデータ・ソースに対する同じディメンション、プロンプト・ラベル、選択リスト、デフォルトの選択、および「複数選択の許可」設定)を統合して表示します。

    または

    「フル」を選択して、すべてのレポートおよび挿入されたブックのすべてのプロンプトを別個に表示します。

    Note:

    • 選択は、選択が行われたモード(「コンパクト」または「フル」)にのみ適用されます。

    • 挿入されたブックの「プロンプト」は"ノード"・レベルで公開され、挿入されたブックのすべてのプロンプトの「コンパクト」リストが常に表示されます。


    「フル」モードまたは「コンパクト」モードの表示
  4. プロンプトごとに、「メンバーの選択」メンバーの選択をクリックしてメンバー・セレクタをオープンし、目的の選択を行うか、プロンプト選択を手動で入力します。「すべてのプロンプト選択のリセット」 すべてのプロンプト選択のリセットをクリックして、プロンプト選択の変更を元のレポート・プロンプト選択にリセットすることもできます。

  5. すべてのプロンプトの選択が完了したら、「OK」をクリックしてブックのプレビューを続行します。