ノート・テキスト・ボックスの操作

テキスト・ボックスがデータ・ソースに対応(つまり、テキスト・ボックスでPOVが有効化および定義され)し、かつそこにノート・テキスト関数が挿入されている場合は、ディメンションのセカンダリPOVから選択して、メインPOV選択に基づいて子孫または最下部レベルのメンバーを表示できます。たとえば、エンティティ選択がDivision Aで、エンティティのテキスト・ボックスのセカンダリPOV選択が「子孫」である場合、ノート・テキスト関数は、Division Aのすべての子孫のノートを返します。

ノート・テキスト・ボックスを操作するには:

Note:

次のステップに進む前に、テキスト・ボックスがデータ・ソースに対応し、レポートに名前付きPOVが定義され、オプションで、少なくとも1つのディメンションでセカンダリPOVを表示するために「テキストPOVによる制御」が有効化され、ノート・テキスト関数が挿入されているとします。

  1. ノート・テキスト関数が挿入および構成されたテキスト・ボックスを含む、レポートをオープンします。

  2. レポートのグローバルPOVを変更し、テキスト・ボックスでノートを取得および表示します。

  3. テキスト・ボックスでセカンダリPOV選択が有効になっている場合、セカンダリPOVのドロップダウンをクリックして、次のいずれかの使用可能なオプションを選択できます。

    • メンバー(CurrentPOV)

    • CurrentPOVの子

    • CurrentPOVの子(包含)

    • CurrentPOVの子孫

    • CurrentPOVの子孫(包含)

    • CurrentPOVの下位メンバー

    • CurrentPOVの下位メンバー(包含)

    例:

    次の例では、エンティティE01がレポートのグローバルPOVで選択されています。テキスト・ボックスのセカンダリPOVでは「E01の下位メンバー」が選択され、テキスト・ボックスのノート・テキスト関数により、E01の最下部のすべてのノートが返されます。


    レポート・プレビュー - セカンダリPOV設定

    「E01の子」を選択する場合、ノートのより小さいリストがテキスト・ボックスに表示されます。


    セカンダリPOVオプションを変更した場合のレポート・プレビュー