システム・レベルのセキュリティ

自社のアイデンティティ・ドメイン管理者がセキュリティについての説明に従ってユーザーを作成してロールを割り当てるとき、最初のレベルのセキュリティがOracle Cloudのマイ・サービス・ユーザー・レベルで作成されます。

標準事前定義済ロールをサポートするための新しいNarrative Reportingサブスクリプション

Narrative Reportingの新しいサブスクリプションは、標準のEPM Cloud事前定義済ロール: サービス管理者、パワー・ユーザー、ユーザーおよび参照者をサポートします。


セキュリティの概要

サービス管理者

Narrative Reportingユーザーへの事前定義済ロールの付与など、すべての機能アクティビティを実行します。

パワー・ユーザー

レポート・パッケージ、管理レポート定義およびDisclosure Management文書を作成します。

ルートレベル・フォルダを含む、フォルダを作成します。

モデル、ディメンションおよびデータ権限などの、すべてのアーティファクトを作成および保守します。

ユーザー

ユーザーがアクセス権を持つNarrative Reportingアーティファクトを表示します。

参照者

ユーザーがアクセス権を持つレポートおよび他のアーティファクトを表示します。これは、環境にサインインしてその環境を使用するために必要な最小限のロールです。

従来のNarrative Reporting (Enterprise Performance Reporting Cloud)の事前定義済ロール

Oracle Narrative Reportingレガシー(Enterprise Performance Reporting Cloud)環境には、次の5つの事前定義済ロールが含まれています:

サービス管理者

ユーザー管理を除く、システムのすべての側面を作成および保守します

レポート管理者

レポート・パッケージ、管理レポート定義およびDisclosure Management文書を作成します

アプリケーション管理者

アプリケーション、モデル、ディメンションおよびデータ権限などの、すべてのアプリケーション・アーティファクトを作成および保守します

ライブラリ管理者

ルートレベル・フォルダを含む、フォルダを作成します

ユーザー

サービスにログインして使用し、ユーザーがアクセス権を持つアーティファクトを表示するために必要となる最小限のロールです