レポート・パッケージ所有者がMicrosoft WordまたはPowerPointベースのレポート・パッケージを作成する場合、所有者がマージン、番号、配置、ヘッダーとフッターおよび向きとサイズなど、最終レポートに設定するページ属性を含むスタイル・サンプル文書をアップロードします。Wordベースのレポート・パッケージの場合、レポート・パッケージの所有者は必要なページ設定を設定したWord文書をアップロードします。PowerPointベースのレポート・パッケージの場合、レポート・パッケージの所有者は必要なページ設定を含むスライド・マスターおよびスライド・レイアウトを設定したPowerPoint文書をアップロードします。
注:
PDFベースのレポート・パッケージでは、スタイル・サンプル文書を使用しません。かわりに、レポート・パッケージ所有者がレポート・パッケージを作成するときに、ヘッダーとフッター情報およびマージン・サイズを指定します。
個々のドックレットがレポート・パッケージにアップロードされると、最終レポートが均一で一貫性のあるものになるように、各ドックレットにページ設定またはスライド・マスターが適用されます。
注:
サプリメンタル・ドックレットの場合は、コンテンツがレポート・パッケージにマージされません。そのため、レポート・パッケージのスタイル・サンプル文書はサプリメンタル・ドックレットのコンテンツには適用されません。さらに、アップロード・プロセスでスタイル・サンプル文書と比較されず、ドックレットの編集ページに属性は表示されません。詳細は、サプリメンタル・ドックレットを参照してください。
この例では、元のドックレットの外観はそれぞれ大きく異なります。
1つのドックレットには"Confidential — Internal"ヘッダーがあります。
1つのドックレットは横向きです。
いずれのドックレットにも会社のヘッダーやフッターはありません。
いずれのドックレットにもページ番号は付いていません。
ドックレットがレポート・パッケージにアップロードされると、スタイル・サンプルが適用されて、すべてのドックレットに同じ外観が設定されます。
スタイル・サンプル文書により、ドックレットのルック・アンド・フィールが管理されて、ドックレットの統一性が保たれます。
注:
レポート・パッケージの所有者およびドックレットの文書作成者はドックレットをレポート・パッケージにアップロードする際に、レポート・パッケージのスタイル・サンプルの属性を自分のドックレットの属性で上書きできます。これにより、レポートの残りの部分とは異なる独自の外観をドックレットまたはセクションに設定できます。たとえば、レポート・パッケージの所有者は、カスタム・ヘッダーおよびフッターがある一連の表などのドックレット・グループを追加できます。ドックレットがレポート・パッケージに追加されると、レポート・パッケージの所有者はドックレットのカスタム・ヘッダーおよびフッターが保持されるように、ヘッダーおよびフッターのページ設定を上書きします。または、レポート・パッケージの所有者のスタイル・サンプル・ページの向きが「縦」モードであるが、「横」モードで表示したほうがよいチャートがドックレットに含まれている場合は、ドックレットの文書作成者がレポート・パッケージの所有者のページ設定を上書きして、ドックレットのページの向きを保持できます。Wordベースのドックレットの場合、上書きするドックレットの属性をドックレットの文書作成者が選択します。PowerPointベースのドックレットの場合、使用するスライド・マスターをドックレットの文書作成者が選択します。Web上のドックレットの文書作成および承認にある「Web上のドックレットの文書作成」セクションのドックレット属性の選択に関する項またはスライド・マスターの操作に関する項を参照してください。
注:
名前または別名にカンマが含まれるスタイルは使用しないことをお薦めします。