レポート・パッケージはドックレットというサブコンポーネントで構成されています。
ドックレットには、Narrative Reportingのレポート・パッケージで作成しているレポートに必要なコンテンツが含まれています。レポート・パッケージは1つ以上のドックレットで構成できます。Wordベースのレポート・パッケージにはWordベースのドックレット、PowerPointベースのレポート・パッケージにはPowerPointベースのドックレット、PDFベースのレポート・パッケージにはPDFベースのドックレットが含まれます。ドックレットは、すべての文書作成フェーズ、レビュー・フェーズ、サインオフおよびレポート発行を含むレポート・パッケージのワークフローすべてに関係しています。
サプリメンタル・ドックレットは、ソース・ファイルや参照ファイルなど、レポート全体の開発を支援する文書です。サプリメンタル・ドックレットは、Excel、WordまたはPowerPointなどのOfficeファイル・タイプの場合もあれば、PDF、TXTまたはZIPなどのOffice以外のファイル・タイプの場合もあります。サプリメンタル・ドックレットのコンテンツは結合されたレポートにはマージされません。WordベースとPowerPointベースの両方のレポート・パッケージに、すべてのファイル・タイプのサプリメンタル・ドックレットを含めることができます。たとえば、Wordベースのサプリメンタル・ドックレットは、WordまたはPowerPointベースのレポート・パッケージに含めることができます。
注:
すべてのファイル・タイプのサプリメンタル・ドックレットは、レビューまたはサインオフ・フェーズのコメントに使用できず、最終的な発行レポートの一部になりません。
リファレンス・ドックレットには、特定のタイプのレポート・コンテンツが作成される際によく使用されるレポート・コンテンツが含まれており、文書作成者は自分に割り当てられたレポート・パッケージの領域にそのコンテンツを埋め込むことができます。高度に書式設定されたレポート、アドホック・グリッドおよびExcelスプレッドシート内のテキストなどのコンテンツをデザインできます。リファレンス・ドックレットで使用可能なコンテンツは、割り当てられた文書作成者が埋め込むことができる共通のレポート・コンテンツになります。埋込みコンテンツはレポート・パッケージ全体で必要応じて再利用でき、リフレッシュできるため、最新のデータが常にコンテンツに反映されます。