参照ファイルからの名前付き範囲のドックレットへの埋込み

Microsoft Office Excelで作成されたレポート・コンテンツを含むExcelベースの参照ファイルは、Wordベースのドックレットの最後に埋め込むことができます。また、PowerPointドックレットに埋め込む場合は、追加のスライドがPower Pointドックレットの最後に作成され、埋込みコンテンツはその中に配置されます。Oracle Smart View for Officeでは、ドックレットの特定の位置にコンテンツを挿入できます。詳細は、「Smart ViewでのNarrative Reportingの設定」を参照してください。

参照ファイルからのレポート・コンテンツをドックレットに埋め込むには:

  1. 参照ファイルからコンテンツを埋め込むドックレットを選択し、レポート・センターからドックレットをチェック・アウトします。
  2. ドックレットの横にあるドックレット処理矢印を選択し、「コンテンツの処理」「埋込みコンテンツの検査」の順に選択します。
  3. 「レポート・コンテンツ」タブを選択します。
  4. 「埋込みコンテンツ」タブから追加を選択し、参照ファイルから埋込みコンテンツをドックレットに追加します。
  5. 「使用可能なコンテンツの埋込み」ダイアログが表示され、関連付けられたMicrosoft Office Excelファイルから追加できる名前付き範囲のリストが表示されます。

    注:

    「埋込みコンテンツ」タブには、リファレンス・ドックレットから使用可能なすべての範囲、およびドックレットに添付された使用可能なすべての参照ファイルが表示されます。
  6. オプション: 文書作成者は、新しい範囲を追加することもできます。これを行うには、参照ファイルの既存の名前付き範囲を使用可能にするか、または新しい参照ファイルを追加します。次の画像に示すように、「使用可能なコンテンツの埋込み」ダイアログから、ダイアログの下部にある「新規レポート・コンテンツ」を選択します。
    「新規レポート・コンテンツ」ダイアログ・ボックス。
  7. オプション: 既存の参照ファイルを選択するか、または「ローカル・ファイル」を選択して別の新しい参照ファイルを選択します。ソースを選択すると、名前付き範囲はソース・オブジェクトとして表示されます。
  8. 次の画像に示すように、「レポート・コンテンツ」タブに追加する使用可能な名前付き範囲のチェック・ボックスを選択します。表示名および摘要(オプション)を更新または新規入力します。
    「参照ファイルの追加」ダイアログ。
  9. 「OK」を選択します。名前付き範囲はNarrative ReportingのWordドックレットの最後またはPower Pointプレゼンテーションの最後の新しいスライドに追加されます。
  10. オプション: 「埋込みコンテンツ」タブ・ダイアログから、埋込み名前付き範囲を削除できます。埋込み名前付き範囲の右側にある削除を選択し、削除を選択します。

    注:

    埋込みコンテンツの参照をドックレットから削除すると、リンクのみが削除されます。実際のレポート・コンテンツはドックレット内にそのまま残ります。ただし、レポート・コンテンツはリフレッシュできなくなります。この時点で、ドックレットの文書作成者が、ドックレット内のレポート・コンテンツを変更または削除できるようになります。
  11. 「クローズ」を選択します。
  12. 「コンテンツの処理」「チェック・イン」の順に選択します。