Microsoft PowerPointベースのレポート・パッケージの場合、レポート・パッケージを作成すると、レポート・パッケージ所有者が最終レポートに設定しようとしているスライド・マスターおよびスライド・レイアウトを含むスタイル・サンプル文書がアップロードされます。これらのスライド・マスターにより、全体的な外観およびプレゼンテーションの書式が決まります。ドックレットをアップロードすると、ドックレットがスキャンされ、使用したスライド・マスターが強調表示されます。アイコンは、スタイル・サンプル文書にないスライド・マスターを示しています。
Microsoft PowerPointスタイル・サンプルの操作のビデオも参照してください。
注:
ドックレットをアップロードするには、ドックレットのスライドとレポート・パッケージのスタイル・サンプルのスライドのサイズが同じである必要があります。たとえば、ドックレットのスライドのサイズを「画面に合わせる (4:3)」に設定して、レポート・パッケージのスタイル・サンプル・スライドのサイズを「画面に合わせる (16:9)」に設定している場合、アップロードする前にドックレットのスライド・サイズを「画面に合わせる」に変更する必要があります。スタイル・サンプル文書にないスライド・マスターがドックレットに含まれている場合は、次のいずれかを実行します。
ドックレットのスライド・マスターをレポート・パッケージのスライド・マスターと置き換えるには、ドックレットのスライド・マスターの名前をクリックし、置換先のレポート・パッケージのスライド・マスターを選択します。
プレゼンテーションの外観の一貫性を維持するために、ドックレットのスライド・レイアウトがレポート・パッケージのスライド・マスターにマップされます。
ドックレットのスライド・マスターを保持する場合は、をクリックしてドックレットを保存すると、レポート・パッケージに戻ります。
ドックレットのスライド・マスターを保持した場合は、スライドが正しくレンダリングされるように、そのスライド・マスターがマージされたプレゼンテーションに追加されます。ただし、そのスライド・マスターそのドックレットにのみ使用できます。このドックレットのスライド・マスターは、他のドックレットからは使用できません。ドックレットのスライド・マスターを他のドックレットで使用する場合は、レポート・パッケージの所有者がレポート・パッケージのスタイル・サンプル文書にそのスライド・マスターを追加する必要があります。
注:
レポート・パッケージにドックレットをアップロードすると、すべてのスライドがデフォルト・レイアウトにリセットされます。デフォルトのスライド・マスターからスライドを変更した場合は、それらの変更がリセットされてデフォルトに戻ります。たとえば、スライドのテキスト・ボックスのサイズを変更してイメージの場所を確保した場合は、ドックレットをアップロードするとテキスト・ボックスが元のサイズにリセットされます。ただし、ドックレットのスライド・マスターにレイアウトを追加すると、これらの新しいレイアウトはドックレット内に存続します。そのため、変更されたテキスト・ボックス・サイズを保持する場合は、そのレイアウトをドックレットのスライド・マスターに追加する必要があります。たとえば、スライド全体を横切るテキスト・ボックスを含む「Title and Content」という名前のスライド・レイアウトが設定されたドックレットで作業をしているとします。テキスト・ボックスのサイズを変更してスライドの半分に表示されるようにして、付属するイメージを追加する必要があるとします。テキスト・ボックスのサイズを変更して、イメージを追加し、ドックレットをアップロードすると、「Title and Content」のデフォルト・レイアウトにスライドがリセットされるため、テキストがイメージと重なってしまいます。かわりに、サイズ変更されたテキスト・ボックスが設定された新しいスライド・レイアウトを(たとえば、「Title, Text, and Image」という名前で)追加します。ドックレットをアップロードすると、新しいスライド・マスターがコピーされて、そのドックレットに存続します。