ドックレットの属性の選択(Wordベースのレポート・パッケージ)

Microsoft Wordベースのレポート・パッケージの場合、レポート・パッケージを作成すると、レポート・パッケージの所有者が最終レポートに設定しようとしているページ属性を含むスタイル・サンプル文書がアップロードされます。これらの属性には、ページのヘッダーおよびフッター、向きとサイズ、マージン、番号および配置が含まれます。ドックレットをアップロードすると、スタイル・サンプル文書に対して確認され、2つの文書の不整合がアラートにより指摘されます。


ドックレットの属性

デフォルトでは、ドックレットがレポート・パッケージにアップロードされると、ドックレットの属性がスタイル・サンプルの属性で上書きされます。たとえば、スタイル・サンプルの向きが縦モードで、ドックレットが横モードの場合は、ドックレットの向きが縦モードに変更されます。「向き」の横にあるチェック・ボックスを選択すると、この変更を上書きできます。属性の横にあるチェック・ボックスを選択すると、スタイル・サンプルの属性ではなく、ドックレットの属性が使用されます。

ヒント:

ドックレットをWeb上でプレビューすると、スタイル・サンプルの属性が適用されたドックレットの外観を表示できます。(Web上のドックレットの文書作成を参照)。ドックレットを変更するには、再びアップロードして、スタイル・サンプルを上書きするドックレットの属性を選択します。たとえば、ドックレットのマージンをスタイル・サンプルよりも狭くする場合は、「マージン」チェック・ボックスを選択します。次のスタイル属性は上書きできます。

向き

ドックレットが「縦」の書式または「横」の書式のどちらで書式設定されるかを制御します。たとえば、レポート・パッケージのスタイル・サンプルが縦モードであるが、横モードでの表示に適したチャートがドックレットに含まれる場合は、このチェック・ボックスを選択すると「横」モードが保持されます。

複数ページ

1つのシートに複数ページの情報を含めることができます。たとえば、レポート・パッケージの1つのセクションを印刷して本やバインダに綴じる場合は、ドックレットに「本 (縦方向に谷折り)」(中央で綴じて1枚に2ページの場合)または「見開きページ」(両面印刷を左側で綴じる場合)の書式設定をMicrosoft Wordで設定し、このチェック・ボックスを選択すると、そのセクションの書式設定を保持できます。

サイズ

ページ・サイズを設定します。たとえば、レポート・パッケージが北米で一般的なレター・サイズ用紙(8.5 x 11インチ、215.9 x 279.4 mm)に書式設定されているが、A4用紙(8.27 x 11.69 インチ、210 x 297 mm)に書式設定された北米以外のドックレット・グループがある場合は、このチェック・ボックスを選択すると、それらのドックレットのドックレット・ページ・サイズを保持できます。

マージン

上下左右のマージンのサイズを設定します。たとえば、標準のマージンではページに収まらないチャートや図がある場合は、チャートにあうようにドックレットのマージンを小さくしてから、このチェック・ボックスを選択すると、ドックレットのマージン・サイズを保持できます。

ページの列数を設定します。たとえば、レポート・パッケージは1つの列で書式設定されているが、2列での表示に適した情報がドックレットに含まれている場合は、このチェック・ボックスを選択すると、ドックレットの列数を保持できます。

垂直方向の配置

ページの上下のマージンに対する相対的なページのテキストの位置を設定します。たとえば、ドックレットがレポートの表紙であり、テキストがページの中央に配置されている場合は、このチェック・ボックスを選択すると、垂直方向の配置が保持され、ドックレットがレポート・パッケージにアップロードされたときにテキストがページの上部に移動しないようにできます。

行番号

ページの各行に番号を追加します。たとえば、ユーザーが特定のセクションや行を参照する必要がある情報が含まれている場合(法律文書など)、行番号を追加してからこのチェック・ボックスを選択すると、ドックレットがレポート・パッケージに追加されたときに番号を保持できます。

ページ・ヘッダーとフッター

ヘッダーおよびフッターが表示されます。たとえば、ドックレットにヘッダーまたはフッターがない場合(表紙の場合など)、このチェック・ボックスを選択すると、設定が保持され、ドックレットがレポート・パッケージにアップロードされたときにヘッダーおよびフッターが追加されないようにできます。

ヘッダーとフッターの場所

ヘッダーおよびフッターが表示されるページの端からの距離を設定します。たとえば、ページ・フッターに入り込むような長い段落がドックレットにある場合、ページ・フッターをページの端に近付けてからこのチェック・ボックスを選択すると、設定を保持できます。