4 カスタム・アプリケーションの作成

Narrative Reportingの操作を開始する場合は、オプションでアプリケーションを利用してデータ、ディメンションおよびモデルを管理できます。環境ごとに使用できるアプリケーションは1つであり、事前定義済のディメンションを含むサンプル・アプリケーションを表示して操作するかカスタム・アプリケーションを作成するかを選択できます。

  • Narrative Reportingとともに提供されるサンプル・アプリケーションを使用すると、完成版アプリケーションの外観を確認し、ディメンション階層とディメンションのしくみを理解し、Smart Viewを通じたレポート・パッケージの操作を練習することができます。サンプル・アプリケーションの機能に慣れたらサンプル・アプリケーションを削除して、カスタム・アプリケーションを作成することができます。詳細は、サンプル・アプリケーションの操作を参照してください。

  • カスタム・アプリケーションを使用すると、組織に必要な情報が反映されたアプリケーションをただちに作成できます。事前に書式設定したメタデータ・フラット・ファイルを既存のデータ・ソースからロードしてアプリケーション内のディメンションに移入できます。階層エディタを使用して、ディメンション階層とメンバーを手動で作成および保守することもできます。

サービス管理者、またはアプリケーション管理者ロールを割り当てられたユーザーのみがNarrative Reportingアプリケーションを作成できます。これらのユーザーは、モデル、ディメンション、メンバーの作成、編集、削除や、データのインポートとエクスポートなどの継続的な保守も実行できます。アプリケーションの管理権限が付与されたユーザーもモデル、ディメンション、メンバーの作成、編集、削除や、データのインポートとエクスポートを行うことができますが、これらのユーザーは新しいアプリケーションを作成することはできません。

具体的なロールおよび関連付けられた権限の詳細は、ユーザーの作成とロールの割当てを参照してください。

カスタム・アプリケーションを作成するには、次のタスクを実行する必要があります。

次のチュートリアル・ビデオを視聴して、Narrative Reportingで管理者がカスタム・アプリケーションを作成および移入する方法を学習します。カスタム・アプリケーションを作成するには、管理者がアプリケーション名を指定し、ディメンションおよびモデルを作成して、ディメンション・メンバーをロードまたは手動で追加し、モデルをデプロイし、データをロードして検証し、セキュリティを適用します。

ビデオ・アイコン -- カスタム・アプリケーションの作成.