アプリケーションの作成

Financial Consolidation and Closeは、マルチディメンショナル連結アプリケーションです。デフォルトで、連結詳細データを保管するための事前定義されたディメンションの必要なセットがシステムに備わっています。アプリケーションの作成および構成中に、アプリケーションの必要性に基づいてオプションの追加ディメンションを選択できます。

アプリケーションを作成する前に、「クイック・ツアーを見る」をクリックし、アプリケーションの設計および使用開始に関して役に立つ情報にアクセスできます。

アプリケーションを作成するには、サービス管理者である必要があります。

作成したアプリケーションの名前は変更できません。たとえば、「xxx」というテスト・アプリケーションを本番で「xxx」という名前にすることはできません。アプリケーションを再作成して再ビルドする必要があります。

アプリケーションを作成するには:

サービス管理者としてFinancial Consolidation and Closeにログオンします。
「Finance」の下の「開始」をクリックします。
「Financial Close」をクリックします。
「新規」をクリックします。
「アプリケーションの作成: 一般」ページで、アプリケーションの名前を入力します。

アプリケーション名に次の文字を使用することはできません。

アンパサンド(&)、アポストロフィ(‘)、アスタリスク(*)、アットマーク(@)、バックスラッシュ(\)、キャレット(^)、コロン(:)、カンマ(,)、中カッコ({})、ドル記号($)、二重引用符(")、等号(=)、感嘆符(!)、スラッシュ(/)、大なり記号(>)、小なり記号(<)、縦線(|)、マイナス記号(-)、番号記号(#)、カッコ( )、パーセント記号(%)、ピリオド(.)、プラス記号(+)、疑問符(?)、セミコロン(;)、空白、大カッコ([])またはタブ。
「説明」に、アプリケーションの説明を入力します。
「次」をクリックします。
「詳細」ページで、アプリケーションのカレンダと通貨のオプションを選択します。アプリケーションの作成後は、これらのオプションを変更または有効化できません。
- 期間 - 月数: 年に含める月の数(12か月または13か月)を選択します。
  
  「12か月」を選択した場合、期間はデフォルトで、1月から12月になります。違う期間にする場合は、いつでも期間名に別名を追加できます。
  
  「13か月」を選択した場合は、四半期のそれぞれに期間「配分」を選択してください。デフォルトの配分は、3-3-3-4です。接頭辞を選択すると、P1からP13のように、接頭辞に1から13の数字が追加されます。
- 開始年と終了年: アプリケーションにデータを含める期間範囲を選択します。
  
  アプリケーションに必要な期間範囲を調整できます。また、アプリケーションの作成後に、年ディメンションに追加のメンバーを作成すると、アプリケーションに追加の年を加えられます。
- 会計年度の最初の月: ドロップダウンから、会計年度に使用する最初の月を選択します。12か月の場合、デフォルトは1月です。13か月の場合、デフォルトはP1です。
- オプション: HYTDメンバーの作成: デフォルトで、アプリケーションには、期別、YTD、QTDというデータのビューがあります。半年累計(HYTD)の期間も含めるには、「有効化」をクリックします。
- 主要通貨: ドロップダウンから、アプリケーションの主要通貨を選択します。システムには、標準のISOコードが用意されています。デフォルト通貨はUSDです。
- 複数通貨: アプリケーションに複数通貨のデータを含める場合は、このオプションを選択します。「複数通貨」オプションが有効ではない場合、アプリケーションで通貨ディメンションは作成されません。
「次」をクリックして、アプリケーションの機能を有効化します。アプリケーション機能の説明を参照してください。
有効化する機能を選択したら「次」をクリックし、「確認」ページで、選択したアプリケーションの詳細を確認します。
アプリケーションを作成する場合は、「作成」をクリックし、設定を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更を行います。
「作成」をクリックした場合は、アプリケーション・シェルが作成され、選択内容に基づいて、アプリケーションに適用可能なディメンションとメンバーが生成されます。
「アプリケーション作成のステータス」メッセージで、「OK」をクリックします。