「連結プロセス」ページで構成可能な計算ルールをクリックすると、Calculation Managerが開き、ルールを操作できます。デフォルトでは、シード済ルールのコンテンツは空で、コメントのみが含まれています。計算ロジックを作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
グラフィカルUIを使用して、オブジェクトをルールにドラッグ・アンド・ドロップします
グラフィカル・モードでは、関数セレクタおよびメンバー・セレクタを使用できます。デザイナにオブジェクトをドラッグ・アンド・ドロップできます。
Essbaseスクリプトを使用して、ルールを編集します
スクリプト・モードでは、関数セレクタおよびメンバー・セレクタを使用できます。コメントの切取りと貼付け、検索と置換、表示または非表示、およびインポートまたはエクスポートが可能です。
関数セレクタおよびメンバー・セレクタは、グラフィカル・モードとスクリプト・モードの両方で完全にサポートされています。グラフィカル・モードとスクリプト・モードの切替えは、「表示」ドロップダウンで該当するオプションを選択することでいつでも行うことができます。
デザイナ
スクリプトの編集
スクリプトの表示
また、テスト目的でコード・セクションをコメント・アウトしたり、コメントを追加または削除することもできます。
Calculation Managerの機能は、構成可能な計算に対して有効化されます。
Calculation Managerによってサポートされるカスタム定義関数は、Calculation Managerのカスタム定義関数の操作を参照してください。
Calculation Managerの使用方法の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud Calculation Managerでの設計を参照してください。
検証は、保存プロセスの前または保存プロセス中にいつでも実行できます。メンバーおよび関数が有効であり、構文が正しいことが確認されます。
プロセスの一部としてカスタム計算を行うには、ルールをデプロイする必要があります。
Calculation Managerから作成したテンプレートをデプロイすることはできません。構成可能な計算(挿入位置)またはオンデマンド・ルールにそれらを含めた後、それらのルールをデプロイする必要があります。
デプロイ中にエラーが発生した場合は、ジョブ・コンソールのエラー・ログでエラーの詳細を確認できます。ルールがデプロイされると、計算ステータスが「システム変更」(SC)に変わります。デプロイされたルールに加えられた変更に基づいてデータを再連結する必要があります。
Calculation Managerで定義する計算は単独で実行できないことに注意してください。ルールがデプロイされると、Financial Consolidation and Closeでは、連結ロジックの該当する場所にシード済ルールのスクリプト文が挿入されます。
ルールはCalculation Manager内から起動しません。また、シナリオ/年/期間/エンティティの選択は、Financial Consolidation and Closeから連結を呼び出すユーザーによって決定されるため、シナリオ/年/期間/エンティティをOUTER FIX文としてシード済ルールに含めることはできません。Essbase計算スクリプトの操作を参照してください。