構成可能な連結ルールのパフォーマンスの最適化

注:

パフォーマンスの問題を解決するためのこのアプローチは、密ストレージ・オプション(DSO)アプリケーションには適用できません。

密ストレージ・オプション・アプリケーションの場合は、手動のアプローチを使用してパフォーマンスの問題を解決できます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドパフォーマンスの問題を解決するための手動のアプローチを参照してください。

構成可能な連結ルールを実行するときに、自動アプローチを使用してパフォーマンスを最適化できます。このアプローチは連結の一部として実装され、次のステップが含まれます。

  • 「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行

  • optimizeConfigConsol代替変数の設定

「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行

「システム勘定科目の作成」構成タスクの実行の過程で、Financial Consolidation and Closeは、FCCS_System Accountsの下に次の一時システム勘定科目メンバーを作成します。

  • FCCS_ConsolAccount1
  • FCCS_ConsolAccount2

これらの一時勘定科目は、連結プロセスの過程で内部的に使用されます。これらの勘定科目のデータ・ストレージ・タイプは、「共有しない」に設定する必要があります。FCCS_ConsolAccount1の場合、勘定科目タイプは「資産」である必要があり、FCCS_ConsolAccount2の場合、勘定科目タイプは「収益」である必要があります。

構成タスクはまた、データベースのリフレッシュ・プロセスを自動的に実行します。

これは、計算のスコープを制限し、パフォーマンスを増大させることができるため、ソース・メンバーが多数ある場合に役立ちます。

構成可能な連結ルールのパフォーマンスを最適化するには:

  1. ホーム・ページで 「アプリケーション」をクリックし、「構成」をクリックします。

  2. システム勘定科目の作成をクリックします。

  3. システム勘定科目の作成画面で、「起動」をクリックします。

  4. タスクはジョブとして起動され、データの量によっては実行に長時間かかる場合があります。「ジョブ」コンソールでステータスを参照できます。

optimizeConfigConsol代替変数の設定

パフォーマンス問題を解決するための自動アプローチを有効にするには、optimizeConfigConsolという代替変数を作成して、値をTrueに設定します。代替変数の作成および値の割当てを参照してください。