次のいずれかの状況が発生した場合、出資比率データの再計算を求めるプロンプトが表示されることがあります:
異なる親メンバーの下にエンティティを移動した場合など(階層の変更)、エンティティ構造を変更した場合は、すべての期間のステータスがシステム影響になり、出資比率データを再計算する必要があるという警告メッセージが「出資比率の管理」画面の上部に表示されます。
出資比率の変更後にデータを再計算しない場合、連結プロセスを実行すると、次のようなエラー・メッセージが表示されます:
出資比率データが前年の最後の期間に変更されました。前年の最後の期間から出資比率データをコピーしてください - 実績、FY22、12月。
ロック解除された期間のデータを連結するには、その特定の期間から「出資比率データの再計算」を実行する必要があります。連結プロセスによって、前の期間について出資比率データが強制的に再計算されることはありません。
例:
FY22のすべての期間がロックされています。
FY23の1月と2月がロックされています。
この場合、FY23の3月から出資比率データを再計算する必要があり、その前の期間であるFY23の2月をロック解除する必要はありません。
アプリケーションに対して「期間別拡張組織」が有効になっており、メンバーが共有される場合、ある年の出資比率を再計算すると、出資比率を次の年にコピーするように要求されます。ベスト・プラクティスは、連結する年および期間の出資比率のみを再計算することです。
連結メソッドの範囲設定を変更した場合は、POVに固有の出資比率データも再計算する必要があります。このデータを再計算しない場合、「出資比率の管理」画面の上部に警告メッセージが表示されます。
出資比率データを再計算するには:
「アクション」、「出資比率データの再計算」の順に選択します。
再計算するシナリオ、年および期間を選択します。
再計算は選択した期間およびすべての後続期間に適用されることに注意してください。
また、POVを再計算する必要がある場合は、出資比率データが再計算されるまでPOVが完了しないことにも注意してください。
「再計算」をクリックします。
再計算の成功メッセージで、「OK」をクリックします。
注:
出資比率データを再計算するときに、プロセスが60秒を超える場合、プロセスの残りの部分がバックグラウンドで続行され、必要に応じて他の画面に移動できます。プロセスの進行状況を確認するには、「ジョブ」コンソールを開きます。