システムで事前定義されたディメンションに加え、アプリケーションの必要性に基づいてカスタム・ディメンションを作成できます。カスタム・ディメンションは勘定科目ディメンションと関連付けられており、勘定科目に関する追加の詳細を提供します。
最大4つのカスタム・ディメンションを作成できます。アプリケーションで「複数GAAPレポート」オプションが有効化されている場合、3つのカスタム・ディメンションを作成できます。
注:
拡張ディメンション・アプリケーションを使用していない場合は、最大2つのカスタム・ディメンションのみを作成できます。
「ディメンション」リストに、アプリケーションのすべてのディメンションが表示されます。ディメンションを作成すると、それが「ディメンション」リストの最後に追加されます。
カスタム・ディメンションを追加する場合、名前、別名、セキュリティ、属性などのプロパティを定義します。
表11-2 カスタム・ディメンションのプロパティ
プロパティ | 値 |
---|---|
ディメンション |
ディメンション全体で一意である名前を入力します。 カスタム・ディメンション名に次の文字を使用することはできません。 アンパサンド(&)、アポストロフィ(‘)、アスタリスク(*)、アットマーク(@)、バックスラッシュ(\)、キャレット(^)、コロン(:)、カンマ(,)、中カッコ({})、ドル記号($)、二重引用符(")、等号(=)、感嘆符(!)、スラッシュ(/)、大なり記号(>)、小なり記号(<)、縦線(|)、マイナス記号(-)、番号記号(#)、カッコ( )、パーセント記号(%)、ピリオド(.)、プラス記号(+)、疑問符(?)、セミコロン(;)、空白、大カッコ([])またはタブ。 |
別名 |
オプション: 別名表を選択します。ディメンションの一意の代替名を入力します。 |
説明 |
オプション: 説明を入力します。 |
プラン・タイプ |
ディメンションが有効となるアプリケーション・タイプを選択します。このオプションをクリアすると、ディメンションのすべてのメンバーは選択しないタイプに対して無効になります。 |
セキュリティの適用 |
ディメンション・メンバーにセキュリティの設定を行います。ディメンション・メンバーにアクセス権を割り当てる前に選択してください。そうしない場合、ディメンションにセキュリティが設定されず、ユーザーはメンバーに無制限にアクセスできます。 |
データ・ストレージ |
データ・ストレージ・オプションを選択します。デフォルトは「共有しない」です。 |