集約オプション

集約オプションを使用して、ディメンション階層内に計算を定義できます。集約オプションで、親のメンバーに対する子のメンバーの値をどのように集約させるか決定します。

  • + 加算

  • - 減算

  • * 乗算

  • / 除算

  • % パーセント

  • ~ 無視

  • なし(階層に関係なく集約しない)

注:

会社間エンティティの集約オプションについては、会社間エンティティの集約オプションを参照してください。

ディメンション名メンバーの直属の子すべてに「無視」または「なし」の集約オプションを設定する必要があります。シード済ディメンション・メンバーには、あらかじめ集計演算子が「無視」に設定されている必要があります。フォームおよびレポートでは、ディメンション名ではなく最上位ディメンション・メンバーを使用します。

Financial Consolidation and Closeには、別のエンティティへのエンティティの連結を実行する連結スクリプトが用意されています。エンティティに対する集計演算子は変更しないでください。この「エンティティ」プロパティが「無視」以外の場合、結果は正しくなりません。

必要に応じて、勘定科目ディメンションのシード済メンバーの連結演算子を変更してカスタマイズできます。変更できるのは、連結キューブのメンバーのみです。変更した後、メタデータ検証を実行して変更が有効であることを確認します。

シード済メンバーに変更を加えた場合、ディメンション・エクスポートCSVファイルを使用してそのメンバーをエクスポートまたはインポートすることはできません。モジュール・カスタマイズの移行アーティファクトを使用する必要があります。CSVファイルをエクスポートしてからインポートすると、シード済メンバーに対する属性の変更は保持されません。

ラベルのみのメンバー

「ラベルのみ」ディメンション・メンバーの連結演算子は「なし」である必要があります。これは、シード済勘定科目およびラベルのみメンバーの表示に正しく設定されています。カスタムのラベルのみメンバーを作成する場合は、メンバーが親メンバーに適切に集約されるように、連結演算子を「なし」に設定してください。

勘定科目ディメンションのシステム・メンバー

FCCS_System Account、Exchange RatesおよびFCCS_Driversの下にある勘定科目ディメンションのすべてのシステム・メンバーに対して、連結演算子は「なし」に設定されます。