アンカー・ディメンションの選択は重要です。アンカーのディメンション定義に基づいて、異なる結果が作成される次の例を検討してください。
有効交差グループ1では、アンカー・ディメンションとしてエンティティが定義され、非アンカー・ディメンションとして製品が定義されています。
有効交差グループ2では、アンカー・ディメンションとして製品が、非アンカー・ディメンションとしてのエンティティとして逆に定義されています。
表16-1 例 - アンカー・ディメンションはエンティティです
有効交差グループ | アンカー・ディメンション - エンティティ | 非アンカー・ディメンション - 製品 |
---|---|---|
1 | DESC(500-製造) - 選択されていないメンバーは有効です | DESC(P_TP1 - コンピュータ設備) |
グループ1は、製造の子孫であるエンティティが、コンピュータ設備の子孫製品でのみ有効であることを意味します。製造の子孫で有効である製品は他にありません。製造の子孫以外のすべてのエンティティは、コンピュータ設備の子孫を含め、すべての製品で有効です。
表16-2 例 - アンカー・ディメンションは製品です
有効交差グループ | アンカー・ディメンション - 製品 | 非アンカー・ディメンション - エンティティ |
---|---|---|
2 | DESC(P_TP1 - コンピュータ設備) - 選択されていないメンバーは有効です | DESC(500-製造) |
グループ2は、コンピュータ設備の子孫である製品が、製造の子孫エンティティでのみ有効であることを意味します。他のエンティティは、コンピュータ設備の子孫で有効ではありません。コンピュータ設備の子孫以外のすべての製品は、製造の子孫を含め、すべてのエンティティで有効です。
注意:
アンカー・ディメンションの選択は重要です。間違ったアンカー・ディメンションを選択した場合、非常に異なる結果になります。