例: データ・インポート・ファイル - 期末残高入力および置換モード

期末残高入力データのみを含むデータ・ファイルをロードして、前期間のゼロ以外の期末残高金額を逆仕訳することができます。データ・ファイルをロードするときは、置換モードを使用します。

システムで逆仕訳を実行するには:

  • ファイルには、期末残高入力増減メンバーのみが含まれている必要があります。
  • 置換モードを使用してロードする必要があります。

  • 前期間のステータスが「影響」ではない必要があります。その計算ステータスが「OK」または「システムの変更」である必要があります。

前期間が「影響」になっている場合、前期間の期末残高の逆仕訳は実行されませんという警告メッセージが表示され、逆仕訳は実行されません。

期末残高入力データ・ファイルに複数の期間のデータが含まれている場合、前期間の期末残高の逆仕訳はロードされた最初の期間にのみ適用されます。これは、最初の期間にのみ、影響されていない前期間があるためです。

ロール・フォワードおよびCTA勘定科目の逆仕訳が必要ない場合、置換モードでデータをロードする前に、DoNotReverseRFAccountsForCBILoadという代替変数を追加して値をTrueに設定できます。代替変数がTrueに設定されている場合、次の勘定科目は逆仕訳されません。

  • FCCS_OR OBFXCICTA

  • FCCS_Retained Earnings Prior

  • FCCS_REC OBFXCTA

  • FCCS_Retained Earnings Current

  • FCCS_Retained Earnings

データ・ロードのステータスおよびエラー・メッセージをジョブ・コンソールで表示できます。

この例では、置換モードの期末残高入力データ・ロード・ファイルを示しています。最初の行は必須の列ヘッダーです。

Entity, Period, Point-of-View, Data Load Cube Name
Base Entity,40000,"Actual,FY19,FCCS_Periodic,Entity Currency,Cash,FCCS_No Intercompany,FCCS_ClosingBalance_Input,FCCS_Data Input,FCCS_Local GAAP,FCCS_Entity Input",Consol
Base Entity,4000,"Actual,FY19,FCCS_Periodic,Parent Currency,Cash,FCCS_No Intercompany,FCCS_ClosingBalance_Input,FCCS_Data Input,FCCS_Local GAAP,FCCS_Parent Input",Consol 
Base Entity,400,"Actual,FY19,FCCS_Periodic,Parent Currency,Cash,FCCS_No Intercompany,FCCS_ClosingBalance_Input,FCCS_Data Input,FCCS_Local GAAP,FCCS_Contribution Input",Consol