ジョブの概要

ジョブとは、データのエクスポートやデータベースのリフレッシュなどのアクションであり、ただちに開始することも、周期的に実行するようスケジュールすることもできます。

ジョブ・コンソールによって、管理者は、ジョブを中央管理できます。

ジョブ・コンソールでは、次のタイプのジョブを管理できます。

  • ルール - ビジネス・ルールを起動します。「ビジネス・ルール」ページには、アプリケーションに作成されたビジネス・ルールがリストされます。

  • データのインポート - ジョブとして保存されたデータ・インポート操作を実行します。

  • メタデータのインポート - ジョブとして保存されたメタデータ・インポート操作を実行します。

  • データのエクスポート - ジョブとして保存されたデータ・エクスポート操作を実行します。

  • メタデータのエクスポート - ジョブとして保存されたメタデータ・エクスポート操作を実行します。

  • データベースのリフレッシュ - アプリケーション・データベースをリフレッシュします。

  • 無効な交差レポート-データが無効な交差に存在する場所を示すレポートを実行します

  • キューブの再構築 - 「キューブ」から、再構築するキューブを選択します。ブロック・ストレージ・キューブ(BSO)の再構築をすべて実行して、断片化を消去または削減します。これにより、空のブロックも削除されます。これは、集約ストレージ・キューブ(ASO)には適用できません。キューブの再構築を参照してください。

  • 仕訳のインポート - 仕訳インポート操作を実行します。

  • 仕訳テンプレートのインポート - 仕訳テンプレートのインポート操作を実行します。

  • 仕訳のエクスポート - 仕訳エクスポート操作を実行します。

  • 仕訳テンプレートのエクスポート - 仕訳テンプレートのエクスポート操作を実行します。

  • 会社間レポートの実行 - 会社間レポートを実行します。

  • 連結証跡レポートの実行 - 連結証跡レポートを実行します。

  • 管理モード - アプリケーションのログイン・レベルを変更します。「管理者」を選択すると、ジョブの実行後にすべての非管理者ユーザーがアプリケーションからログオフされます。すべてのユーザーに対してアプリケーションへのアクセスを復元するには、「すべてのユーザー」を選択します。

  • バースト定義の実行 - Reports用に保存されたバースト定義を実行します。1つのデータ・ソースの単一ディメンションの複数メンバーに対して、単一のレポートまたはブックを実行し、各メンバーのPDF出力を公開できます。レポートでの設計のバーストに関する項を参照してください。

  • 無効な交差のインポート - 無効な交差のインポート操作を実行します。

  • 無効な交差のエクスポート - 無効な交差のエクスポート操作を実行します。

  • 統合パイプライン - パイプライン定義を実行します。このジョブでは、データ統合ユーザー・インタフェースでパイプラインについて定義されたパラメータおよび変数(「開始期間」「インポート・モード」など)に基づいたパイプラインの実行がサポートされています。

    ジョブのパラメータおよび変数の詳細は、次のトピックを参照してください:

タスク・マネージャ、補足データ、エンタープライズ仕訳のジョブなど、連結以外のタイプのジョブも管理できます。連結以外のジョブの表示を参照してください。

注:

スケジュール済ジョブによって自動バックアップが失敗するのを防ぐために、EPM Cloudでは、日次メンテナンス・プロセスの実行中に特定のスケジュール済ジョブを開始することが禁止されています。次のジョブを日次メンテナンス中に開始することはできません:
  • データのインポート

  • メタデータのインポート

  • データのエクスポート

  • メタデータのエクスポート

  • データベースのリフレッシュ

  • キューブの再構築

システムによってジョブの開始が妨げられた場合、「ジョブの詳細」に理由が示されます。ジョブ・コンソールの電子メール通知を有効にしている場合は、ジョブが開始されなかったときに電子メール通知を受け取ります。日次メンテナンス・プロセス中に開始するようにスケジュールされたジョブがある場合は、日次メンテナンス・ウィンドウ外で開始するようにジョブを再スケジュールすることをお薦めします。ジョブのスケジュールを参照してください。