キューブの再構築

「キューブの再構築」ジョブを実行して、ブロック・ストレージ・キューブの完全な再構築を実行し、断片化を解消または減少できます。これにより、空のブロックも削除されます。

この機能は、集約ストレージ・キューブ(ASO)には適用できません。

注:

このジョブは、アプリケーションのメンテナンス中には実行しないでください。また、「キューブの再構築」ジョブの実行中には、連結プロセスを起動しないでください。

この操作を実行する時:

  • ユーザーはログアウトするように要求されます。

  • アプリケーションを手動でメンテナンス・モードに設定する必要があります。

  • 「キューブの再構築」ジョブの実行後に、メンテナンス・モードを手動でオフにする必要があります。

  • アプリケーションが使用可能であることがユーザーに通知されます。

「キューブの再構築」ジョブの実行

キューブを再構築するには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックします。

  2. 「ジョブ」をクリックします。

  3. 「ジョブのスケジュール」をクリックします。

  4. 「キューブの再構築」を選択し、「今すぐ実行」を選択して「次」をクリックします。

  5. ジョブを実行する時期を選択します。

    • 今すぐ実行

    • スケジュール開始日: 日付、時刻およびタイム・ゾーンを選択します。

  6. ジョブの名前を入力します。

  7. 「繰返しパターン」でジョブを実行する頻度を選択し、オプションで「終了日」を選択します。

  8. 「次」をクリックして続行します。

  9. ドロップダウン・リストから「キューブ」を選択して「次」をクリックします。

  10. 選択内容を確認して、「終了」をクリックします。

    再構築ジョブが「ジョブ」ページに送信されます。ページを定期的にリフレッシュして、ジョブが完了したことを確認してください。

キューブを再構築するタイミングの決定

キューブを再構築するタイミングを決定するには:

  1. ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「連結」をクリックします。

  2. 「連結プロセス」ページから、「財務計算」など、ユーザーが編集可能なルールをクリックします。

    ユーザーが編集可能なルールは、「ユーザー」アイコン付きで示されます。ルールをクリックすると、ブラウザの別のタブでCalculation Managerが起動します。

  3. Calculation Managerで「データベース・プロパティ」ツールバー・ボタンをクリックします。

  4. 「データベース・プロパティ」から、「Planning」フォルダを展開してアプリケーション名を選択し、アプリケーションのデータベースが実行中かどうかを確認します。データベースに赤いボックスが付いていない必要があります。

  5. 連結データベースをクリックし、「統計」タブに移動します。

  6. 「平均クラスタ率」プロパティを確認します。

    • 値が1に近い場合(1が最小)、キューブを再構築する必要はありません。

    • 値が1に近くない場合(たとえば、0.0132828)、キューブを再構築する必要があります。